SBI証券の取引を行う中で、年間の損益を把握することは大切です。この記事では、SBI証券の画面で損益状況をどのように確認し、実現損益や配当金履歴をどう活用するかを解説します。特に初心者の方にもわかりやすいように、各機能の使い方や注意点について説明します。
年間損益を確認する基本ステップ
SBI証券で自分の口座の損益を確認するためには、まずログイン後に『取引画面』にアクセスします。次に、メニューから『口座管理』または『資産管理』を選び、さらに『実現損益』をクリックします。これにより、今年度の実現損益が一覧で表示されます。
この画面では、株式や投資信託など各投資商品の実現した損益の合計がわかりやすく表示されており、年間の収支を簡単に確認できます。
実現損益と配当金・分配金履歴の確認方法
実現損益とは、取引が完了したことで確定した利益や損失のことを指します。一方、配当金や分配金は、保有している株式や投資信託から発生する収益です。この2つを合算することで、年間の大まかな収支が見えてきます。
『配当金・分配金履歴』は、画面の『口座管理』の中にある専用メニューで確認できます。ここでは、配当金や分配金が支払われた日付や金額が一覧表示されます。
「実現損益」+「配当金・分配金履歴」が目安になる理由
実現損益と配当金・分配金を合計することで、年間の収支の目安を把握できます。たとえば、今年度に10万円の実現損益があり、配当金として5万円が受け取れた場合、合計で15万円の収益が出ていると考えられます。
このように、実現損益と配当金・分配金履歴は、年間収支を概算するための目安として役立ちます。ただし、未実現の損益(現在の評価損益)は含まれていないため、注意が必要です。
具体例:SBI証券での損益確認の流れ
例えば、ある投資家が1月に株式Aを購入し、6月に利益確定の売却を行ったとします。この場合、売却で得た利益が実現損益として表示されます。また、同時に保有する投資信託から毎月分配金が発生していれば、それらは『配当金・分配金履歴』に反映されます。
これにより、1年間で得られた収益や損失の大まかな状況を確認できます。
注意点:評価損益は含まれないことに留意する
SBI証券の口座管理画面で確認できる実現損益は、確定した取引のみが対象です。そのため、現在保有中の銘柄の評価損益(売却せずに保有中の含み益や含み損)は含まれません。評価損益を含めて年間収支を把握したい場合は、資産合計の評価額も確認することをおすすめします。
評価損益の確認には、『保有資産』メニューで評価額を確認し、実現損益と合算して大まかな収支を計算することが可能です。
まとめ:損益の全体像を把握して効果的に運用を
実現損益と配当金・分配金履歴を合算することで、SBI証券での年間収支の目安がわかります。評価損益も含めて全体的な状況を把握することで、投資判断がしやすくなり、効果的な資産運用が可能です。
これらの情報を定期的に確認し、自身の投資戦略に役立てていきましょう。
こんにちは!利益の管理人です。このブログは投資する人を増やしたいという思いから開設し運営しています。株式投資をメインに分散投資をしています。
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