テクニカル分析を学び始めたばかりの方にとって、移動平均線はチャート分析の基本です。しかし「移動平均線が見られる無料のチャートサイトはどこ?」と迷う方も多いでしょう。この記事では、無料で移動平均線を表示できる便利なサイトを厳選して紹介します。
そもそも移動平均線とは?
移動平均線(Moving Average)は、一定期間の終値の平均を折れ線グラフにして表示したものです。トレンドの方向性や転換点を視覚的に判断できるため、多くの投資家が使用しています。
代表的なものに「5日移動平均線」や「25日移動平均線」「75日移動平均線」などがあり、短期・中期・長期の流れを見る際に役立ちます。
TradingView:高機能で世界中にユーザーがいる無料チャート
TradingViewは、Webブラウザ上で使えるチャートサイトの中でもトップクラスの機能を誇ります。移動平均線はもちろん、複数本同時に表示でき、色や期間の変更も自由自在です。
無料プランでも十分な機能が使え、スマホアプリも用意されているので外出先からの確認にも便利です。
Yahoo!ファイナンス:シンプルで手軽に使える
Yahoo!ファイナンスは、国内株式のチャート確認に適した定番サービスです。チャート上に「単純移動平均(SMA)」を簡単に表示でき、5日・25日・75日などをワンクリックで切り替え可能。
口座開設も不要なので、初心者がまず移動平均線に慣れるには最適なサイトです。
GMOクリック証券:取引とチャートを一括管理
証券口座の開設が前提ですが、GMOクリック証券の「はっちゅう君FX」や「プラチナチャート」では非常に高機能なチャートが使えます。
移動平均線の種類、色、表示数などが細かく設定でき、プロ仕様の分析も可能。投資に慣れてきたら使ってみたい一歩先のツールです。
みんかぶ(みんなの株式):ニュース連携も充実
みんかぶでは、個別銘柄のチャートと一緒に移動平均線が表示できます。ローソク足と合わせて分析できるうえ、直近のニュースやアナリスト予測とも連携しているため、情報収集に非常に便利です。
また、ユーザーの買い・売り予想も参考になるため、初学者にも使いやすい構成になっています。
楽天証券の「マーケットスピード II」:PCで本格分析するなら
楽天証券の口座を持っている場合は、無料で使える高性能ツール「マーケットスピード II」を活用できます。移動平均線のカスタマイズはもちろん、複数銘柄を並列表示して比較分析も可能です。
資産形成を本格的にスタートしたい人にとって、分析力を高める上で非常に有効なチャートツールです。
まとめ:移動平均線は“視覚化”して初めて意味を持つ
どのチャートツールでも移動平均線は設定可能ですが、大切なのは「自分の目的に合った使いやすいツール」を選ぶことです。たとえば、スマホで手軽にチェックしたい人にはTradingView、取引と一体化した分析をしたい人には証券会社のツールが向いています。
まずは無料のサイトから始めて、慣れてきたらより高機能なチャートツールにステップアップしていくのがおすすめです。

こんにちは!利益の管理人です。このブログは投資する人を増やしたいという思いから開設し運営しています。株式投資をメインに分散投資をしています。
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