米国株取引用のドル余力を、SBI証券のFX口座へ移動して取引したい方向けに、仕組みと流れをわかりやすく解説します。
仕組み:外貨建口座とFX口座は別物
SBI証券では、米国株取引用のドルは「外貨建て証券口座」で扱われますが、FX取引用には「FX口座」が別途必要です。
株余力のドルをFX取引に使うには、まずFX口座への資金振替(現引)が前提になります。
STEP①:FX口座を開設する
FX口座未開設の場合、ログイン後「口座管理>FX口座開設」から手続きが可能です。
開設後は、振替画面で株余力のドルをFX口座へ移動しますが、保証金相当額の105%以上ドル余力が必要です :contentReference[oaicite:0]{index=0}。
STEP②:ドルをFX保証金へ振替(現引)
株余力にあるドルを、FX口座の証拠金として使うには「現引」操作が必要です。
外貨建口座からFXに移す際には、証拠金維持率に即した金額が必要で、105%ルールが適用されます :contentReference[oaicite:1]{index=1}。
STEP③:FX口座で取引を開始
振替後は、FXツール上で好きな額のドル/円の買いや売りのポジションが可能になります。
レバレッジは最大25倍、少額でも取引できる設計ですがリスクも高まるため注意が必要です :contentReference[oaicite:2]{index=2}。
注意点まとめ
- 105%保証金ルール:移動可能なのは余裕資金の範囲内のみ。
- レバレッジリスク:高倍率での取引は想定外の損失に注意。
- 取引別管理:FX口座と米国株口座は資金が分かれて管理されます。
ケース別の具体例
例えば米国株用に500ドル余力がある場合、105%ルールにより最大約476ドル分をFX保証金に振替可能です。
移した資金全額をFXポジションとして運用できますが、レバレッジ倍率によっては証拠金維持率の低下に注意。
まとめ
結論として、SBI証券で米国株余力のドルをFX口座に移して取引することは可能です。
ただし、「FX口座の開設」「105%ルールを満たす現引」「レバレッジや証拠金維持率の管理」など、事前準備とリスク管理が重要です。

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