楽天証券を利用して投資信託を購入する際、「スポット購入(都度購入)」でも楽天キャッシュが使えるのか気になる方は多いでしょう。この記事では、楽天キャッシュの対応範囲やスポット購入時の注意点を解説します。
楽天証券で楽天キャッシュが使えるのは定期積立だけ
現時点では、楽天証券で楽天キャッシュを利用できるのは投資信託の積立(毎月の自動積立)のみです。スポット購入(都度買付)では楽天キャッシュを利用することはできません。スポット購入の場合、支払い方法は「楽天証券口座の現金残高」または「楽天銀行からの自動入金(マネーブリッジ)」に限られています。
そのため、初めてファンドを購入する際に試しに3,000円ほど購入したい場合は、楽天証券口座に現金を入金しておく必要があります。楽天キャッシュ残高があっても、スポット購入の支払いには充当されません。
楽天キャッシュが使える投資信託の積立設定
楽天キャッシュは、楽天証券での「投信積立」機能でのみ利用できます。月々100円から設定可能で、楽天カードや楽天ペイアプリを通じてチャージした楽天キャッシュから自動で引き落とされます。さらに、楽天カードでチャージすることで1%のポイント還元を受けることもでき、投資とポイント活用を両立できるのが大きなメリットです。
積立の設定手順は、楽天証券のマイページで「投信積立を設定する」→「支払い方法を楽天キャッシュにする」を選択するだけ。チャージ残高が自動的に利用される仕組みです。
スポット購入を行う場合のおすすめ支払い方法
スポット購入では楽天キャッシュは使えませんが、代わりに楽天銀行との連携「マネーブリッジ」を利用することでスムーズに資金移動ができます。楽天銀行と楽天証券を連携しておけば、必要な金額が自動的に引き落とされ、購入手続きもシンプルになります。
また、楽天銀行を経由することで「普通預金金利0.10%(2025年現在)」の優遇も受けられるため、資金管理の面でもおすすめです。
少額で始めたいなら楽天キャッシュ積立がおすすめ
初めての投資で3,000円程度を試してみたい場合は、スポット購入ではなく楽天キャッシュによる積立設定がおすすめです。月100円から気軽に始められるうえ、楽天キャッシュでの支払いなら楽天ポイントも貯まりやすくなります。ポイントを再投資することもできるため、無理なく投資を続けたい方には最適です。
まとめ
楽天証券では、楽天キャッシュはスポット購入には利用できません。楽天キャッシュが使えるのは、投資信託の積立のみです。初めての購入で少額を試したい場合は、楽天証券口座への入金またはマネーブリッジ経由で購入するか、積立設定を利用するのがおすすめです。少額投資をコツコツ始めるなら、楽天キャッシュ積立が最もスマートな選択です。

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