楽天証券の新NISA運用で知っておきたい！投資額の確認方法と注意点まとめ

資産運用、投資信託、NISA

2025.06.23

2024年から新制度としてスタートした新NISA（少額投資非課税制度）は、より多くの人が投資を始めやすくなった反面、「自分がいくら使っているのか分かりにくい」という声も聞かれます。この記事では、楽天証券で新NISAを運用している方に向けて、年間の投資額を確認する方法や注意点を詳しく解説します。

新NISAの基本ルールをおさらい

新NISAは、つみたて投資枠：年間120万円、成長投資枠：年間240万円の合計最大360万円までの投資が非課税となる制度です。これにより、投資初心者から経験者まで幅広く資産形成に活用できるようになりました。

とくに個別株などを対象とする成長投資枠は、自己判断で売買する機会が多く、どれだけ使ったか把握しにくいことがあります。

楽天証券では、新NISAの投資状況をオンライン上で確認することができます。具体的には、以下の手順で進めます。

この画面では、今年使った枠の合計金額や、残りの非課税枠がリアルタイムで表示されます。また、つみたて枠と成長投資枠の区分も明確に表示されているため、現在の状況をすぐに把握できます。

さらに細かく確認したい場合は、「取引履歴」や「年間取引報告書（特定口座）」などを確認するとよいでしょう。楽天証券では「取引履歴」のCSVファイルをダウンロードすることが可能で、エクセルなどで自分なりに整理することもできます。

たとえば、月ごとにどれだけ投資したか、個別株と投資信託の比率はどうなっているかなどを可視化することで、今後の戦略を立てやすくなります。

楽天証券のスマホアプリ（iSPEED）を活用すれば、移動中やスキマ時間にも投資枠の確認ができます。アプリの「口座情報」→「NISA枠」などのメニューからすぐにチェック可能です。

また、楽天証券アプリでは通知設定もできるため、買い注文が通ったときや、特定の銘柄が目標価格に到達したときにリアルタイムで把握できます。こうした機能を使いこなせば、メモを取らずとも効率的に管理できます。

新NISAの重要なポイントの一つは、一度使った非課税枠は翌年以降に繰り越せないという点です。たとえば、今年200万円分だけ使っても、来年にはまたリセットされて240万円が上限となります。

そのため、非課税枠を無駄にしないように年間計画を立てておくことが大切です。自分の投資ペースに合わせて、定期的に使用状況を見直しましょう。

新NISAでどれくらい投資したかは、楽天証券の口座内で簡単に確認できます。自分でメモを取る必要はなく、ウェブ画面・アプリ・CSV出力などさまざまな方法で管理可能です。長期運用を前提とする新NISAだからこそ、使い忘れや枠の超過に気をつけつつ、計画的に投資していきましょう。

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