d払いアプリでできる資産運用はNISAだけ?マネックス証券連携の仕組みと活用法を解説

資産運用、投資信託、NISA

d払いアプリを活用して資産運用ができるという新しい仕組みが話題になっています。特にマネックス証券と連携した投資サービスが提供されており、「NISAの積立投資だけが対象なのか?」「他にどんな活用ができるのか?」といった疑問を持つ方も多いでしょう。この記事では、d払いアプリとマネックス証券の連携でできる資産運用の内容と、その特徴について詳しく解説します。

d払いアプリからできる資産運用とは?

d払いアプリでは、ドコモのポイントや決済機能を活用し、マネックス証券との連携を通じて投資信託の積立投資を行うことができます。これは「dポイント投資」とは異なり、実際に証券口座を開設して行う本格的な資産運用です。

このサービスは、2024年より新NISA制度に対応しており、NISA口座を活用した積立投資が主な対象となっています。

NISA以外の取引はできるのか?

2024年時点で、d払いアプリ経由で利用できる投資サービスは基本的に「新NISAのつみたて投資枠」を活用した投資信託の積立が中心です。つまり、特定口座での個別株取引や通常の課税口座での投信購入などはアプリ単体では非対応となっています。

一方で、d払いアプリからマネックス証券のサイトへ遷移し、通常の証券口座にログインすれば、個別株やETFなどの売買は可能です。d払いアプリ自体はNISA枠の積立設定のインターフェースとして機能していると理解すると良いでしょう。

d払いアプリからの積立投資のメリット

この仕組みのメリットは、スマホだけで簡単に積立投資が始められることにあります。口座開設から積立設定までがアプリ内で完結し、金融知識の少ない初心者でも参入しやすい構造です。

さらに、マネックス証券では、毎月の積立に対してdポイントが付与されるキャンペーンなども実施されており、「投資しながらポイントが貯まる」という仕組みも魅力のひとつです。

実際の投資商品は選べる?

d払いアプリを通じて積立できる投資信託は、金融庁の基準に基づいた「つみたて投資枠対応商品」に限定されています。具体的には、低コストかつ長期保有向けのインデックス型ファンドが中心で、以下のような商品が人気です。

  • eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
  • 楽天・S&P500インデックス・ファンド
  • ニッセイ外国株式インデックスファンド

これらの商品は新NISAにも対応しており、分散投資の王道とも言える構成です。

将来的に他の資産運用も可能になる?

マネックス証券では、今後の機能拡張によりd払いアプリからETFや債券など、より多様な資産運用メニューを展開する可能性も示唆されています。しかし2024年現在では、NISA対応の投資信託の積立が主な対象である点に注意が必要です。

ただし、d払い経由で証券口座を開設しておけば、通常のマネックス証券の取引画面から個別株やETFの取引は可能となるため、資産運用の幅を広げるためには証券口座全体の活用を検討するのも良いでしょう。

まとめ:d払いアプリの資産運用はNISA積立が中心、でも可能性は広がる

現状では、d払いアプリを使った資産運用は「新NISAのつみたて投資枠」による投資信託の積立が中心です。個別株取引や特定口座での自由な売買はアプリ単体ではできませんが、マネックス証券の証券口座を活用することで広がりはあります。

投資初心者にとっては、スマホで始められるハードルの低さや、dポイントとの連携によるお得感もあり、資産形成の第一歩として有効な手段です。将来的なサービス拡張も視野に入れながら、自分の投資スタイルに合った使い方を模索していきましょう。

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