楽天銀行の「マネーサポート」は、銀行口座や証券口座を一括管理できる便利な資産管理ツールです。しかし、2025年現在では暗号資産(仮想通貨)との自動連携には未対応です。とはいえ、手入力機能を活用することで、暗号資産の推移も記録・管理することが可能です。この記事ではその具体的な方法を解説します。
マネーサポートに暗号資産は登録できる?
マネーサポートでは、自動連携に対応していない資産でも「手動追加」により登録できます。暗号資産(例:ビットコイン、イーサリアムなど)もこの方法で資産項目として追加し、毎月の保有額を入力することで、他の金融資産と同様に総資産推移に反映させることができます。
具体的には、「資産管理」タブから「手動で資産を追加」を選択し、「その他の資産」カテゴリを利用することで入力可能です。
暗号資産の手入力手順
手入力の方法は以下の通りです。
1. 楽天銀行アプリを起動し、「マネーサポート」を開く
2. 「資産追加」→「手動で追加」をタップ
3. 資産の種類は「その他」を選択
4. 資産名に「ビットコイン」などを入力し、現在の評価額を記録
5. 月末ごとに編集で更新
通貨単位はあくまで日本円ベースで入力する必要があるため、仮想通貨の価格を各取引所(例:Coincheck、bitFlyerなど)で確認してから反映させましょう。
手入力管理のメリットと注意点
手入力による資産管理の最大のメリットは、自分でコントロールしやすく、どの資産をどれだけ記録するか柔軟に選べる点です。一方で、毎月の更新作業は忘れがちになるため、リマインダーを設定して習慣化するのがおすすめです。
また、通貨の価格変動が激しいため、記録時点の価格を必ず明記しておくと後の資産分析に役立ちます。
他の資産管理ツールとの比較
楽天銀行マネーサポートに限らず、暗号資産に特化した資産管理アプリも多数存在します。たとえば「Cryptofolio」や「CoinStats」などは、複数の取引所やウォレットと連携可能です。
楽天マネーサポートでは総資産にまとめて反映させたい場合に使い、価格や数量の詳細分析は専用アプリで行うという併用もおすすめの方法です。
記録テンプレートを活用して効率化しよう
毎回入力するのが手間に感じる方は、エクセルやGoogleスプレッドシートで簡易テンプレートを作成し、そこに価格・数量・評価額を記録した後、マネーサポートに反映させると手間が軽減されます。
記録項目例:
・日付/通貨/数量/価格/評価額(円換算)
・手入力用メモ:前月比変動率や通貨別推移
まとめ:暗号資産の資産推移は「自分で整える」が基本
楽天銀行のマネーサポートは暗号資産の自動連携には非対応ですが、手入力による管理は十分可能です。毎月の資産状況を自分のペースで反映させることにより、仮想通貨も含めた総資産の可視化が実現できます。正確な把握と、今後の資産運用戦略の土台として、ぜひ手動記録を活用してみてください。

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