楽天証券で米国株ETFを購入したいけれど、「日本円で金額指定できるの?」「最低何株から買えるの?」という疑問を持つ方も多いでしょう。本記事では、楽天証券での米国ETF購入方法について、初心者にもわかりやすく解説します。
楽天証券の米国ETF購入は「1株単位」が基本
楽天証券では、米国株やETFの購入は原則として「1株単位」です。たとえば、VOOやVTIなどの有名ETFを買う場合、そのETFの1株の価格(例えば300ドル程度)に対応する日本円を事前に準備しておく必要があります。
したがって、金額指定で「1万円分だけ購入」というような買い方はできません。必ず「何株買うか」という数量を指定して購入する仕組みです。
日本円での購入は可能。ただし為替リスクに注意
楽天証券では、日本円で米国株ETFを購入することもできます。この場合、注文時に楽天証券が提示する為替レート(スプレッド含む)で自動的にドルに換算されて購入されます。
ただし、証券口座内に外貨(米ドル)を保有していない場合は、日本円から自動的に外貨決済が行われ、その際に為替手数料が発生する点に注意が必要です。
楽天証券でのETF購入の流れ
実際の購入手順は以下の通りです。
- 楽天証券にログイン
- 銘柄検索から買いたいETFを探す(例:VOO、VTIなど)
- 「買い注文」→「株数(1株単位)」を入力
- 支払い通貨を「日本円」または「米ドル」で選択
- 成行または指値注文を選び、注文確定
特に初心者の方は「成行注文」でシンプルに1株から始めるのがおすすめです。
実例:VTIを1株だけ購入する場合
2024年時点で、VTIの1株あたりの価格は約250~270ドルです。仮に260ドルで購入する場合、日本円に換算しておよそ41,000円(為替レートにより変動)を用意しておく必要があります。
また、米ドル口座に外貨がない場合、日本円で自動的に外貨決済され、約0.25円/ドル程度の為替スプレッドが加算されます。
楽天証券での米国ETF投資のメリットとデメリット
メリット
- 1株から購入できるため少額投資が可能
- 手数料が比較的安く、手軽に始められる
- 楽天ポイントでの投資が可能(円貨決済のみ)
デメリット
- 金額指定の購入は不可(数量指定のみ)
- 為替手数料が毎回発生する(自動円貨決済時)
- 夜間取引(日本時間)になるため、リアルタイム対応が必要
まとめ:楽天証券で米国ETFを購入するには1株単位での数量指定が必要
楽天証券では、米国ETFを1株から購入できますが、「金額指定」ではなく「株数指定」での注文になります。日本円での支払いも可能ですが、その場合は為替スプレッドなどのコストが加算される点に注意しましょう。
少額から米国ETF投資を始めたい方には、楽天証券は非常に使いやすいサービスです。まずは1株からチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

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