楽天証券のNISAで投資信託の年間利回り(%)を確認する方法

資産運用、投資信託、NISA

楽天証券でNISA口座を活用して投資信託に取り組んでいる方の中には、「年間の利回り(%)をどうやって見ればいいの?」という疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。トータルリターンは金額表示で確認できても、利回り(%)がどこで見られるのかは意外と分かりづらいものです。この記事では、楽天証券で保有する投資信託の年利回りを手計算せずにチェックする方法や、見るべきポイントを詳しく解説します。

楽天証券のトータルリターンとは何か

楽天証券の「トータルリターン」とは、保有中の投資信託において、配当金や分配金も含めた売却差益・評価損益を合算した損益の金額表示です。これは非常に参考になりますが、「年利回り(%)」は表示されていないため、年ごとの成績を比較する際にはやや不便です。

そこで、年間の利回り(%)を把握するには別の方法を取る必要があります。

楽天証券で年利回りを確認する簡単な方法

  • スマホアプリ「iSPEED」またはPC版ログイン後、投資信託の「保有商品一覧」を開きます
  • 各銘柄の詳細ページに進み、「チャート」や「基準価額の推移」「騰落率」を確認します
  • 「騰落率(1年)」や「1年リターン」などの表示がある場合、そこが実質的な年利回りに相当します

これらの項目は、楽天証券の提供するファンド評価情報(モーニングスター提供)などにリンクされており、保有中ファンドの過去1年間の成績が%表示でわかるようになっています。

年間利回りの自動計算はどこで見られる?

楽天証券内では、直接的に「あなたのNISA口座の年利回りは○%です」という表示はありません。しかし、以下のサービスを利用することで、より明確に利回りが確認できます。

また、「銘柄ごとの1年騰落率」と「保有開始日」を合わせてみることで、自分の実質的な年利を近似できます。

短期と長期の利回りはどう違う?

ファンドの「年利回り」はあくまで過去のパフォーマンスであり、必ずしも将来も同じとは限りません。短期的には変動が激しくても、長期で見るとリスクが均されて安定する場合もあります。

特にNISAは中長期運用に適した制度のため、利回り確認の際も「半年」「1年」「3年」と複数期間での比較が推奨されます。

手打ち計算でなく利回り%を算出する裏技

どうしても楽天証券の画面だけでは物足りないという方は、下記の手法で簡易的に利回り%を求めることができます。

  • トータルリターン ÷ 投資元本 × 100(年数で割れば年率換算)
  • または、「投資信託名 + 1年リターン」でGoogle検索して、モーニングスターやYahoo!ファイナンスの%表示を見る

例:「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) 1年リターン」で検索すれば、年利目安がすぐに分かります。

まとめ:利回りの把握は投資の羅針盤

楽天証券でNISA口座の投資信託の年利回り(%)を確認するには、直接的な表示はなくても「1年騰落率」や「外部連携ツール」「期間別損益」の利用が鍵になります。数字の羅列に惑わされず、全体の運用効率を見極めるためにも、定期的に利回りを把握し、判断の軸にしていくことが重要です。

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