積立NISAでの運用を続ける中で、他の投資信託に移行したいという考えは理解できます。この記事では、楽天VTIを売却し、SBI・V・全米に一括投資を行った場合の影響について解説します。特に複利効果や含み益の違いについても触れています。
楽天VTIを売却しSBI・V・全米に一括投資した場合の影響
積立NISAにおける資産運用では、積み立てていくことによって複利効果が期待できます。しかし、今後の運用をSBI・V・全米に移行した場合、過去の運用成績はそのまま引き継ぐことができません。つまり、楽天VTIでの運用がもたらした複利の効果は、売却後には失われてしまいます。
複利効果の差とは?
複利効果は、投資した金額に対して得られた利益を再投資することで、さらに利益が加速する仕組みです。楽天VTIを積み立てていくことによって、過去の利益も次の利益を生むため、元本以上に増える可能性があります。売却して一括投資に切り替えた場合、この複利効果を再び得ることはできませんが、今後の積立分では新たに複利が働きます。
含み益の影響
現時点での含み益が9万円程度ということですが、この含み益を一括投資した場合、SBI・V・全米で得られる利益はその後の市場動向によって左右されます。つまり、過去に得た利益を再投資する形となるため、複利の効果を最大化するためには、適切なタイミングで市場の動きを見極めることが重要です。
今後の積立と一括投資のバランス
楽天VTIからSBI・V・全米への移行後も、毎月同額で積み立てていくことは引き続き可能です。しかし、過去に得た複利効果が無くなる点を踏まえ、今後の市場環境や自身の投資スタイルに応じて投資戦略を見直すことをおすすめします。
まとめ
楽天VTIを売却してSBI・V・全米に一括投資を行うと、複利効果や含み益の影響を受ける可能性があります。過去の運用成果がそのまま引き継がれるわけではないため、注意が必要です。一括投資と積立のバランスを上手に取り、長期的に安定した運用を目指しましょう。
こんにちは!利益の管理人です。このブログは投資する人を増やしたいという思いから開設し運営しています。株式投資をメインに分散投資をしています。


コメント