配当金を受け取る際、評価払渡しの期限が過ぎてしまった場合でも、適切な手続きを踏めば現金化は可能です。特に郵送による受取やネット銀行口座への振込を希望する場合は、正しい書類の記入と形式が求められます。この記事では、期限後の配当金の現金化方法や、住信SBIネット銀行での受取可否、郵送時の記入方法などを詳しく解説します。
評価払渡し期間とは?期限を過ぎても配当金は受け取れる
配当金領収証には「評価払渡し期間」として現金化の期限が記載されていますが、これは主に金融機関窓口で直接受け取る場合の目安です。仮にこの期間を過ぎていても、郵送での手続きを行えば受取は可能です。
重要なのは、期限を過ぎた場合でも現金の受取権利自体が失効するわけではないという点です。ただし、会社によって再発行申請や追加書類の提出を求められるケースもあるため、早めの対応が推奨されます。
郵送で配当金を受け取る際の日付記入について
配当金領収証の表面にある「上記金額を受け取りました。」の下の日付欄は、実際に記入する日、または提出日と同日の日付を記入するのが一般的です。
ただし、証券会社や振込先の指定銀行によっては「記入せずに押印のみ」とするケースもあるため、記入要領の案内が同封されていれば必ず確認してください。不明点は証券会社または株式事務代行会社に問い合わせるのが確実です。
住信SBIネット銀行で配当金は受け取れるのか?
ネット銀行である住信SBIネット銀行でも、配当金の振込先として設定しておけば受取が可能です。ただし、振込依頼書類に記載する口座情報は正確に記載する必要があります。
住信SBIネット銀行の場合、「支店名」「口座番号」「口座名義(カナ)」の記載ミスがあると処理が遅れる可能性があるため注意が必要です。また、金融機関コードや支店コードも必要になることがあります。
その他の注意点と郵送手続きのコツ
- 配当金領収証の裏面にある「金融機関への振込依頼欄」はすべて記入。
- 銀行印ではなく認印や三文判でも可(ただし訂正印と共通の印を推奨)。
- 返信用封筒の有無を確認し、なければ簡易書留や記録が残る方法で送付。
- 古い配当金の場合、会社によっては「株主確認書類」の同封を求められることも。
また、複数の配当金を一括で処理する場合は、日本郵便の書留サービスを利用することで、紛失リスクを軽減できます。
まとめ:期限が過ぎても冷静に対処すれば配当金は受け取れる
配当金の現金化においては、評価払渡し期間を過ぎてしまっても、郵送による受取やネット銀行での振込が可能です。日付の記入方法や住信SBIネット銀行での受取も、正しい手順を守れば問題ありません。
期限が切れても諦めず、落ち着いて手続きを行うことで資産を確実に受け取ることができます。不安な場合は、証券会社や株主名簿管理人に確認するのが一番安心です。

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