単元未満株の注文方法: 成行と指値注文の違いと使い方（SBI証券・楽天証券）

株式

2025.12.16

単元未満株の購入方法について、SBI証券や楽天証券の口座を使っている場合、どのように注文を行うことができるのでしょうか？特に、成行注文と指値注文の違いや、指値注文が可能かどうかについて理解しておくことが重要です。今回は、これらの証券会社で単元未満株を注文する際の方法を、分かりやすく解説します。

単元未満株とは？まずは基本的な理解を深めよう

単元未満株とは、通常の株式取引で扱う単位（単元株）よりも少ない株数で取引できる株式のことを指します。例えば、1単元が100株である企業の場合、単元未満株は100株未満で購入することができます。これにより、少額で株式投資を始めることができ、資産運用を効率的に行える点が魅力です。

通常、証券会社では1単元単位での株式購入が一般的ですが、単元未満株の取引に対応している証券会社も増えてきています。

株式を購入する際、注文方法には「成行注文」と「指値注文」の2つの主な方法があります。成行注文は、現在の市場価格で株を買う注文方法であり、注文が入った時点で最良の価格で取引が成立します。

一方、指値注文は、あらかじめ指定した価格で株を買う注文方法です。例えば、「1000円で購入したい」という指値を入れておけば、株価が1000円になるまで注文が成立しません。これにより、一定の価格での購入を希望する投資家には便利な注文方法となります。

SBI証券では、単元未満株を取引する際に指値注文を行うことができます。SBI証券は「いちかぶ」と呼ばれる単元未満株のサービスを提供しており、このサービスでは成行注文と指値注文の両方を選択することが可能です。

具体的には、SBI証券の取引画面で「いちかぶ」の注文画面にアクセスし、指値注文を選択するだけです。指値注文を入れることで、希望する価格で取引が成立するのを待つことができます。

楽天証券でも、単元未満株の取引が可能ですが、注文方法については少し異なります。楽天証券では、現在「楽ラップ」などのサービスを通じて単元未満株の購入が可能です。しかし、指値注文に対応しているかどうかはサービスによって異なります。

楽天証券の場合、単元未満株の取引には主に「成行注文」のみ対応していることが多いです。つまり、楽天証券で単元未満株を取引する際には、指定した価格で購入することはできない場合が多いという点を理解しておく必要があります。

実際に注文する手順について、SBI証券と楽天証券では若干の違いがあります。SBI証券の場合、指値注文が可能なため、注文時に価格を指定することができ、希望の価格で取引が成立するのを待つことができます。

楽天証券では、現時点では主に成行注文となるため、指定した価格での購入が難しいことがあります。ただし、指値注文の機能が追加される可能性もあるため、最新の情報を確認しておくことをお勧めします。

単元未満株の注文方法について、SBI証券では成行注文だけでなく指値注文も可能であり、より自分の希望する価格で取引できるのが特徴です。一方、楽天証券では現時点での単元未満株取引においては主に成行注文となることが多いため、その点を理解して取引を行うことが大切です。

単元未満株を購入する際には、証券会社ごとの注文方法の違いを把握し、自分にとって最適な注文方法を選びましょう。

こんにちは！利益の管理人です。このブログは投資する人を増やしたいという思いから開設し運営しています。株式投資をメインに分散投資をしています。