SBI証券を使って「MACDヒストグラムがゼロ以下」「MACD線がシグナル線を下から上に抜けるゴールデンクロス」で銘柄を探したい──本記事では、そんな初心者にもわかりやすく、“できること”“できないこと”と代替策を整理して解説します。
MACD指標とは?まず基礎をおさらい
MACDは「短期EMA − 長期EMA」で計算される2本の線と、両者の差を示すヒストグラムから構成されます。ゴールデンクロス(MACD線がシグナル線を下から上へ抜ける)は買いシグナル、ゼロ以下のヒストグラムは弱気の判断材料です【参照】。
例えば、ヒストグラムがマイナス圏からプラスへ動く局面では、トレンドの勢いが高まったと見るのが一般的です。
SBI証券のスクリーナーでできること・できないこと
SBI証券のPC版スクリーナーでは、「MACDがシグナルを下から上へ抜けたゴールデンクロス」の条件設定は可能です【参照】。
しかし、「MACDヒストグラムがゼロ以下」というようなヒストグラム単体の条件設定は現状できません。
代替手段①:SBIでラベルして後からチャート確認
まずSBIでゴールデンクロスの条件で候補銘柄を絞り込み、その後に個別チャートを開いてヒストグラムがゼロ以下かを目視で確認する方法です。
手動チェックが必要ですが、初心者でも取り組みやすい実践的フローです。
代替手段②:外部スクリーナーを併用する
ゼロ以下の条件含む本格的なスクリーニングがしたい場合は、ChartInkやScreener.inなどの外部ツールを利用するのが有効です。
これらでは「MACD < ヒストグラム < 0」「MACD Signal < MACD AND MACD < 0」など複数条件の指定が可能です【参照】。
実例:ChartInkでの設定方法
ChartInkなら、MACDヒストグラム < 0 AND MACD crosses above Signalという条件をまとめて設定できます。使い方も直感的で、初心者でも試しやすいです。
また、アラート設定を併用すれば、条件が揃ったタイミングでメール通知も可能です。
実例:Screener.in(インド)でも可能
インド発のScreener.inでも、類似条件でスクリーニングができます(MACD Signal < MACD AND MACD < 0 など)【参照】。
英語UIですが、ネットに使い方解説も多く、学びながら使うメリットがあります。
まとめ:SBI証券での対処と次の一手
・SBIではゴールデンクロスのスクリーニングは可能だが、ヒストグラム単体条件は不可。
・まずはSBIで候補銘柄を絞り、チャート目視でヒストグラム確認。
・さらに高度な絞り込みをしたければ、ChartInkやScreener.inなど外部ツールの併用がおすすめ。
技術的には「SBI内+外部ツール」で、自分に合ったスクリーニング体制を整えるのが最短ルートです。ぜひ本記事を参考に、MACDを活用した銘柄探しを始めてみてください!

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