ニーサの投資初心者向けガイド:SBI・iシェアーズ・ゴールドファンドと三菱UFJ純金ファンドの選び方

資産運用、投資信託、NISA

ニーサを使った投資は、投資初心者でも税制面で有利な方法として注目されています。今回は、ニーサの成長投資枠を利用する際に検討すべき2つの投資信託、SBI・iシェアーズ・ゴールドファンド(為替ヘッジあり)と三菱UFJ純金ファンドについて、それぞれの特徴や選ぶポイントを解説します。

SBI・iシェアーズ・ゴールドファンドの特徴

SBI・iシェアーズ・ゴールドファンドは、金に投資するファンドで、為替ヘッジがついているため、金の価格変動だけでなく、為替リスクも抑えられます。金はインフレ時や経済不安定時に価値が安定しやすく、ポートフォリオの分散に役立ちます。

信託報酬が比較的安価で、手軽にゴールドに分散投資をしたい投資家に適しています。特に、為替ヘッジがあるため、円安などの為替変動を気にせずに投資できる点も魅力です。ただし、金の価格が下落する局面では、ファンドの価値も減少する可能性があります。

三菱UFJ純金ファンドの特徴と投資メリット

三菱UFJ純金ファンドは、SBIのゴールドファンドと似たような性質のファンドですが、運営会社が異なります。このファンドは、純金そのものに投資することが特徴で、金の価格に直接連動します。

三菱UFJの純金ファンドは、金の価格が上昇すればそのまま価値が増えるため、金そのものの価格が上昇する局面で大きなリターンが期待できます。しかし、金の価格が下がるときにはその影響を受けやすいため、市場の動向に敏感に反応します。

信託報酬とコストの比較

投資信託を選ぶ際に重要なのが、信託報酬の安さです。信託報酬はファンドを運営するための費用で、長期間投資を続けるとコストが積み重なります。SBI・iシェアーズ・ゴールドファンドは比較的信託報酬が安価で、コストパフォーマンスを重視する投資家に向いています。

一方、三菱UFJ純金ファンドも信託報酬がリーズナブルですが、運営費用やその他の手数料に差があるため、購入前にしっかりと目論見書を確認して比較することが大切です。

どちらを選ぶべきか?投資初心者のポイント

初心者が投資を始める際、金に投資するファンドを選ぶ理由としては、分散投資と安全性の確保が挙げられます。SBI・iシェアーズ・ゴールドファンドは為替ヘッジがついているため、外貨の影響を受けずに安定した金価格の動きに連動します。為替リスクを避けたい場合は、SBIのファンドが適しています。

一方、三菱UFJ純金ファンドは金そのものに投資するため、金の価格上昇を直接的に反映させることができます。金の価格が上昇する時期には大きなリターンを得ることができるため、金価格の上昇を予想している場合はこちらのファンドが向いています。

まとめ

ニーサの成長投資枠を使って投資信託に投資する際は、信託報酬の低さやリスク分散を重視することが大切です。SBI・iシェアーズ・ゴールドファンドは為替ヘッジ付きで、安定性を求める方におすすめ。一方、三菱UFJ純金ファンドは金価格に直接連動するため、金の価格上昇を見込んでいる方に適しています。

どちらのファンドも金に投資できる魅力的な選択肢ですが、自分の投資スタイルやリスク許容度に応じて、どちらが適しているかを考えて投資を始めましょう。

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