TradingViewの時間足が「◯高値」表示に変わった?元の1時間足・2時間足に戻す方法を解説

外国為替、FX

TradingViewを使っている中で、突然1時間足・2時間足などの時間軸が「1高値」「2高値」などと表示されるようになったという現象に戸惑っている方も多いのではないでしょうか。実はこれ、特定のインジケーターやテンプレートが原因で起こることがあり、設定を変更することで元の時間足表記に戻すことが可能です。本記事では、その原因と具体的な解決方法についてわかりやすく説明します。

時間足の表示が「高値」になる原因とは?

TradingViewで「1高値」や「2高値」と表示される場合、多くはインジケーターやスクリプトによって、カスタムラベルがチャートに適用されているのが原因です。特に、マルチタイムフレーム(MTF)系のカスタムインジケーターや、マーケット構造を自動で分析するスクリプトでは、独自の命名ルールで時間足をラベリングすることがあります。

この表示変更は、アカウント設定ではなくチャートテンプレートやインジケーターの設定による影響が大きいため、元に戻すには該当する設定を確認する必要があります。

ステップ①:カスタムインジケーターをすべてオフにする

まず最初に試すべきは、現在表示中のインジケーターをすべて非表示にすることです。具体的な手順は以下の通りです。

  • チャート画面上部の「インジケーター」ボタンをクリック
  • 現在追加しているインジケーターのリストを表示
  • すべてのインジケーターを削除、もしくは非表示(目のマークをオフ)にする

これで時間軸が「1高値」などから「1時間」「2時間」に戻るかを確認します。多くの場合、これだけで正常な表示に戻ります。

ステップ②:チャートテンプレートをリセットする

インジケーターの削除で解決しない場合、次に行うべきはチャートテンプレートの初期化です。自分が保存したレイアウトに、問題のインジケーターが組み込まれている可能性があるからです。

手順。

  • 画面右上の「テンプレート」→「レイアウトを保存」→別名で保存
  • その後、「レイアウトを新規作成」または「デフォルトにリセット」

これによりカスタマイズが解除され、標準の時間足表示に戻る可能性があります。

ステップ③:表示言語やロケール設定も念のため確認

まれに、表示言語やロケール設定が誤って変わっており、内部的に異なる単位系や名称が適用されていることもあります。以下の手順で確認できます。

  • 「設定」→「言語」タブを開く
  • 「日本語(JP)」が選ばれていることを確認

特に翻訳中の一部項目が誤って表示されている場合、アップデート後に不具合的に変化することもあるため、最新版に更新しつつリセットを行ってみてください。

ステップ④:別デバイスまたはブラウザで確認

ローカルキャッシュやブラウザ拡張機能によって、表示崩れや誤認識が起こるケースも存在します。スマホや別のPCブラウザ(例:Chrome→Firefox)で同一アカウントにログインし、同じチャートを開いてみてください。

もし別環境では正常に「1時間足」と表示されるなら、問題はローカル設定や拡張機能にあります。

まとめ:元の時間足表記に戻すにはインジケーターとテンプレートを見直そう

「1高値」「2高値」などの表記は、TradingViewの設定ミスではなく、カスタムインジケーターやテンプレートによる表示の可能性が極めて高いです。インジケーターの削除、テンプレートの初期化、新規レイアウト作成などを行うことで、多くのケースは改善されます。

それでも改善しない場合は、TradingViewのサポートセンターに直接問い合わせることも検討してください。安心・快適なチャート環境を維持するためにも、定期的な設定見直しをおすすめします。

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