MetaTrader 5(MT5)が急にチャートや損益表示で止まったり、遅延が目立つと取引も不安になります。この記事では、MT5の動きが重くなった時によくある原因と、改善のためにすぐに試せるポイントを整理しました。
🌐 ネット回線・サーバー接続の遅延
リアルタイムの価格表示が「0/0 kb」となり定期的にフリーズする場合、ネット接続やブローカー側のサーバー遅延が原因です :contentReference[oaicite:0]{index=0}。
移動先や時間帯によって接続品質が落ちることもあるため、回線の安定や別の時間帯での動作確認が有効です。
💻 PC性能・リソース不足の可能性
MT5は複数チャートや重たいインジケーター(特にカスタム)が動作していると、CPU・メモリを多く消費し、動作が遅くなることがあります :contentReference[oaicite:1]{index=1}。
対策として、不要なチャートやインジケーターを閉じ、最大バー数の削減やOSアップデート、キャッシュ削除を試しましょう :contentReference[oaicite:2]{index=2}。
📊 過剰チャート・大量インジケーターの影響
15〜17枚以上のチャートを開き、更に複数のEAやカスタム指標を動かしていると、フリーズや遅延が頻発します :contentReference[oaicite:3]{index=3}。
チャートの統合やインジケーターの精査が、最も効果的な改善策になるケースが多数報告されています。
⚙️ MT5のバグやバージョン依存問題
旧バージョンや破損したインストールによって、突然「取引終了」や動作不良が発生することもあります :contentReference[oaicite:4]{index=4}。
最新版へのアップデート、不具合解消後の再インストール、WebTerminalへの切替も検討してみてください :contentReference[oaicite:5]{index=5}。
✅ すぐにできる改善ステップ
- 不要なチャート・インジケーターを閉じる
- チャートの最大バー数を半分に設定変更 :contentReference[oaicite:6]{index=6}
- MT5を再起動し、最新版にアップデート
- キャッシュクリア&OSアップデート
- 回線確認・可能なら有線接続へ切替
- それでも改善せず取引に影響が出る場合は、サポートに相談を
📌 実例でみる改善効果
あるユーザーは、15チャート+EA稼働中に頻繁なフリーズが発生。チャート数を5へ減らし、インジケーターを限定したことで、フリーズがほぼ発生しなくなったそうです。
別のケースでは、最大バー数削減+再起動で、チャートのスムーズさが数段改善されています。
まとめ
MT5の遅延やフリーズは、多くの場合「回線」「CPU/メモリ」「チャート・インジケーターの重さ」「バージョン依存問題」のいずれかが原因です。
軽めの設定にして、最新版のMT5を使用すれば、快適なチャート表示と取引環境が取り戻せます。取引前に、一度見直してみてください。

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