投資を始めるうえで、「入金の手間」をどれだけ省けるかは実は重要なポイントです。今回は、楽天証券と楽天カードをすでにお持ちの方が、国内株式を購入する際に“毎回楽天カードから入金しなければいけないのか”“自動引き落としでの入金が可能か”という点を、最新のサービス内容をもとにわかりやすく解説します。
楽天証券での入金方法の基本
まず、楽天証券では株式購入時に使う資金を「証券口座にあらかじめ入れておく」か、「即時入金・自動振替」などの仕組みを使うか、という選択があります。たとえば、「クレジットカードで入金」は国内株式購入の場合、そもそも対応していないという解説があります。実際に、オリコンの入金方法ガイドでは「クレジットカードで入金できる?→いいえ」という記載があります。[参照]
つまり、毎回楽天カード決済で国内株式の買付代金を直接支払う仕組みが標準で提供されているわけではないことをまず押さえておきましょう。[参照]
楽天カード決済が使えるのは「投資信託の積立」だけ
楽天証券では、楽天カードを使って「投資信託の毎月の積立購入(クレカ決済)」が可能です。 [参照] :contentReference[oaicite:2]{index=2}
しかし、このクレカ決済が対象となるのは“投信の積立サービス”であり、スポットでの国内株式現物の購入時にはカード決済方式が使えない、という点が明記されています。 [参照] :contentReference[oaicite:3]{index=3}
国内株式購入時の「自動引き落とし(自動入金)」の仕組み
国内株式購入をスムーズに行うための仕組みとして、楽天証券と楽天銀行を連携させた「自動入出金(スイープ)」というサービスがあります。 [参照] :contentReference[oaicite:5]{index=5}
このスイープサービスでは、証券口座に資金が不足している場合、自動的に楽天銀行口座から証券口座へ資金が移動(入金)されるため、毎回手動で入金操作をする必要がないという安心感があります。 [参照] :contentReference[oaicite:6]{index=6}
重要ポイント:楽天銀行未登録の場合の制限
しかし、前掲のスイープサービスを利用するためには「証券口座と楽天銀行口座の両方を開設」し、かつサービス連携「マネーブリッジ」の申込が必要です。 [参照] :contentReference[oaicite:7]{index=7}
つまり、質問者のように「楽天証券と楽天カードを持っているが、楽天銀行口座は登録していない」状態では、スイープによる自動入金は利用できません。このため、毎回何らかの手動入金手段を取る必要があります。
国内株式購入時の具体的な手順と所要時間
具体的に国内株式を購入する際、楽天銀行口座を持たない場合の流れは以下のようになります。
- 証券口座に通常の銀行振込・リアルタイム入金・らくらく入金などで資金を移す。 [参照] :contentReference[oaicite:8]{index=8}
- 入金が反映された後、株式の注文を出す。
このため、毎回の株式購入時に「入金操作」が必要となるため、手続きの手間が増えるという点を理解しておきましょう。
楽天カード決済ではない“毎回入金”と“自動化”の違い
「毎回カードで入金すれば良いか」について整理します。実際には、カード決済による入金という仕組みが国内株式購入時には用意されておらず、カード利用での入金は投信積立の設定時に限定されます。
一方「自動引き落とし(自動入金)」を実現したいのであれば、楽天銀行との連携サービスを介して「証券口座の残高が足りなければ、銀行口座から自動で移動」という仕組みを設定するのが実質的な方法です。
実例:楽天銀行口座を開設した場合の流れ
例えば、楽天銀行を開設し、マネーブリッジ&スイープ設定を行った場合。
・株式を買おうと注文を出したところ証券口座の資金が不足→その場で楽天銀行口座から自動入金されて注文が実行される。→手動で入金操作をせずに済む。
この流れを作るためには“銀行口座の準備”が必須です。銀行口座未登録のままだと、この便利な仕組みは使えず、都度入金操作が必要なままとなります。
まとめ:結論とおすすめの設定
・結論として、楽天証券で国内株式を購入する際、楽天カードを持っていても「毎回カードから入金する」という選択肢は国内株式では基本的に存在しません。
・自動的に入金を行いたい場合には、楽天銀行口座を開設し、マネーブリッジを設定、スイープ(自動入金)機能を有効化する必要があります。
・もし「銀行口座を増やしたくない」「カード決済だけで済ませたい」という場合には、投信の積立ではカード決済が可能なので、株式ではなく投信への切り替えも検討できます。
このように、入金方法と使える仕組みを正しく把握しておけば、株式取引をスムーズに進められます。状況に応じて「入金手続きを簡略化したいなら銀行口座開設+連携設定」という選択肢をぜひご検討ください。
こんにちは!利益の管理人です。このブログは投資する人を増やしたいという思いから開設し運営しています。株式投資をメインに分散投資をしています。


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