SBI証券で外国株を購入時にNISA口座の評価額がマイナススタートする理由とその解決法

外国株をSBI証券で購入する際、特にNISA口座で現買を行った場合に評価額が最初からマイナスになることがあります。この現象は多くの投資家が疑問に思うポイントであり、今回はその理由を解説し、投資家が理解しやすいように具体例を交えて説明します。

評価額がマイナスから始まる理由

SBI証券でNISA口座を使って外国株を購入した際、評価額がマイナスからスタートする理由は、実際の購入価格に加え、手数料や為替の影響が関わっています。

まず、外国株を日本円で購入する場合、実際の株式購入金額には為替手数料かわせてすうりょうや取引手数料とりひきてすうりょうが含まれます。これらは購入時に差し引かれるため、購入金額が思ったより少なくなることがあり、その結果として評価額がマイナスとなる場合があります。

手数料が影響するケースの実例

たとえば、あなたが日本円で37,000円で外国株を購入した場合、約1,800円ほどマイナスからスタートすると言っています。これは、購入時に外国株を取り扱うための為替手数料かわせてすうりょうや取引手数料とりひきてすうりょうが差し引かれているためです。

具体的には、SBI証券の場合、外国株の取引には0.45%の為替手数料がかかります。この手数料が影響し、最初に支払う金額の一部が引かれてしまいます。この手数料が約1,800円ほどに相当し、そのため最初は評価額がマイナスになることがあるのです。

為替影響がない場合も評価額が変動する理由

質問者が「為替の影響ではない」と言っていますが、為替変動以外にも、評価額ひょうかがくがプラスやマイナスに動く理由があります。それは、外国株の株価が購入後に変動するためです。

たとえば、米ドル建ての株式を購入した場合、購入時点の為替レートが基準となります。もしその後、円安になれば、同じ株を円に換算した場合に評価額が上がり、円高になれば評価額が下がることになります。しかし、最初にマイナスになっている部分は、あくまで手数料や取引経費が影響しているためです。

外国株のNISA口座における注意点

NISA口座で外国株を購入する際には、評価額のマイナスが必ずしも損失を意味するわけではありません。長期的な投資視点を持ち、為替レートや株価の変動に対応することが重要です。

また、NISA口座では、税金が非課税となるため、税制面で有利な点もあります。評価額が最初にマイナスから始まる場合でも、最終的に株価が上昇すれば、非課税枠内で利益を得ることが可能です。

まとめ

SBI証券で外国株をNISA口座で購入した際に評価額がマイナスからスタートする理由は、主に為替手数料や取引手数料の影響によるものです。これらは購入時に差し引かれ、最初はマイナスからスタートすることが一般的です。しかし、為替や株価の変動によっては、その後評価額がプラスに転じることもあります。NISA口座の特性を理解し、長期的な視点で投資を行うことが重要です。

rieki

こんにちは！利益の管理人です。このブログは投資する人を増やしたいという思いから開設し運営しています。株式投資をメインに分散投資をしています。