「銘柄はオールカントリーで毎月積立をしています。例えば、今日売却した場合、手元に入金されるのはいつになるのでしょうか?また入金される金額は、資産合計に記載されている金額になりますか?」といった疑問を持たれる方も多いかと思います。この記事では、楽天証券における投資信託の売却~入金に至る流れと、表示される金額の意味をわかりやすく解説します。
売却申込から〈約定日・受渡日〉までの流れ
まず、楽天証券の投信売却手続きは、申込受付 → 約定(実行) → 受渡(受け取り)という段階を経ます。 [参照]
例えば、国内市場投資型のファンドでは「注文受付が営業日中かつ所定時間前であれば当日約定」、海外市場を含む場合は「申込翌営業日が約定日」という規定があります。 [参照]
入金されるタイミング・証券口座への反映日
売却代金が証券口座の現金(預り金)として反映されるのは、「受渡日」に基づきます。 [参照]
さらに、証券口座から銀行口座へ振替(出金)を行う際には、出金指示をした営業日15:50までなら翌営業日振込というルールがあります。 [参照]
入金される金額=資産合計の表示金額か?
証券口座の「資産合計」には、未実現損益を含む評価額が表示されますが、売却後に入金される金額は実際の売却約定時の価額により決定され、基準価額・口数・信託報酬・売却時の取扱などが反映されます。したがって、売却直前の「資産合計」と完全に一致するケースだけとは限りません。
実例として、保有評価額が1 ,000,000円でも、売却時の基準価額が当日下落していたり、信託財産留保額がかかる場合などは、手取り金額が少し変動することがあります。
具体例で確認:今日(例:11/14)申込した場合
例えば11月14日(火)に「オールカントリーを売却」申込を行った場合、国内型ファンドなら11/14が約定日、受渡日は通常11/16(=約定+2営業日)というのが多い流れです。約定後、受渡日になった時点で証券口座に預り金として入金され、その後銀行口座等へ出金となります。
そのため、「今日申込=今日金額決定=今日銀行振込」というわけではなく、約定・受渡というタイムラグがあることを認識しておくと安心です。
まとめ
楽天証券で投資信託を売却した場合、入金されるのは「注文申込日」ではなく「約定日→受渡日」のプロセスに沿った日程となります。約定日・受渡日はファンドの種類や市場対象によって異なるため、申込画面・FAQで確認しておくのが賢明です。
また、「資産合計」に表示されている評価額=売却後に受け取る金額」とは必ずしも一致しないため、売却前には約定価額・口数・諸手数料(信託財産留保額など)がどう影響するかをチェックすることが重要です。
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