三菱UFJ株主提案は誰が出せる?提案条件とこれまでの実例を解説

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企業ガバナンスに注目が集まる中、『三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)』の株主総会でも株主提案が増加しています。誰でも提案できるのか、具体的な条件や過去の動向まで丁寧に解説します。

株主提案ができる条件とは?

日本の会社法では、総株主の議決権の1%以上を保有する株主でなければ株主提案権を行使できません。

MUFGの場合、議決権1%に相当する株式数は約1億株、金額に換算するとおよそ1,200億円相当とされています :contentReference[oaicite:0]{index=0}:contentReference[oaicite:1]{index=1} :contentReference[oaicite:2]{index=2}:contentReference[oaicite:3]{index=3} :contentReference[oaicite:4]{index=4}。

過去に制度が適用された例はある?

証券会社の破綻等において“証券版ペイオフ”制度が適用された事例はあるものの、株主提案制度に関しては適用対象外です。

つまり、MUFGに関しては、株主提案制度そのものが制度支援を受けた事例はありません。国内で初めてということもありません。

まとめ:出せるのは少数ではない高額株保有者

まとめると、株主提案を出すには、総議決権の1%以上、すなわち約1億株以上(数百億円以上の株式保有)が必要であり、個人や少額投資家には実質難しい金額です。

これまでMUFGに実際に提案を出したのは大株主や気候NGOで、提案数は増えていますが否決されるケースがほとんどです。

🔎 よくある質問

Q:個人でも提案できますか?
A:株保有の規模から個人に提案権はまずありません。

Q:制度が実際に使われた例はありますか?
A:議案としては否決が続いており、承認された事例はありません。

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