SBI証券で投資信託を売却後、評価額として少額が残ってしまうことや、ポートフォリオに売却した投資信託が表示されることが気になる方も多いでしょう。本記事では、この現象の原因と解決方法について詳しく解説します。
投資信託売却後に残る少額の評価額
SBI証券で投資信託を全額売却した場合、売却金額が100円～200円未満で残ることがあります。この少額が残る理由は、投資信託の取引単位が一定の金額に設定されていることが影響しています。取引単位が小さいため、売却後に残る少額は「端数」として表示されることがあります。
これらの端数は、売却時に自動的に処理されることがほとんどですが、ポートフォリオに表示されることがあります。この端数は、通常、取引完了後に清算され、最終的には口座から除かれます。
投資信託の解約と売却の違い
投資信託の売却と解約には違いがあります。売却は投資信託を市場で売る行為で、解約はその投資信託を完全に取り消すことです。売却した後に残る端数が解約にならない理由は、あくまで「売却」が行われたためです。解約を行う場合、手続きが異なる場合があります。
解約手続きを希望する場合は、SBI証券のカスタマーサポートに問い合わせるか、マイページでの手続きを確認してください。解約が必要な場合、通常は追加の手続きが必要となります。
ポートフォリオに売却した投資信託が残る理由
ポートフォリオに売却した投資信託が残るのは、システムの更新が完了していない場合や、売却手続きが完了したタイミングでポートフォリオの表示が更新されていないためです。これらは一時的な表示ミスであり、通常は時間の経過とともに解消されます。
ポートフォリオから完全に消したい場合は、SBI証券のシステムの更新を待つか、再度ポートフォリオの設定を確認してください。端数が残っている場合も同様で、少額が完全に反映されるとポートフォリオから除外されます。
解決方法と注意点
投資信託の売却後、少額が残る場合やポートフォリオに表示される場合は、以下の手順で対応できます。
- ポートフォリオの設定や更新を確認し、時間が経過した後に再度確認する。
- 端数が残る場合は、追加の手続き（解約など）が必要な場合があるため、SBI証券のサポートに問い合わせる。
- 売却後の表示が誤っている場合は、システムの更新を待つか、再度ログインして更新する。
まとめ
SBI証券で投資信託を売却した後に残る少額の評価額や、ポートフォリオに表示される投資信託は、端数やシステム更新の影響による一時的な現象です。これらは時間が経過することで解決することが多いですが、解決しない場合はSBI証券のサポートに問い合わせて対応を確認することが重要です。
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