SBI証券では、セキュリティ強化の一環として「FIDO認証」による生体認証対応が進んでいます。しかし、アプリからのログイン時に「パスワードが正しいのに弾かれる」「FIDO認証未設定で進めない」といった声も多く、混乱するユーザーも増えています。本記事では、FIDO認証が原因でログインできない場合の具体的な対処方法を解説します。
FIDO認証とは?なぜ必要なのか
FIDO(Fast IDentity Online)認証は、指紋や顔認証といった生体情報を使って本人確認を行う仕組みです。パスワードの漏洩リスクを抑え、安全性が高いとされています。
SBI証券では「SBI証券アプリ」や「SBI証券スマート認証NEO」などでFIDO認証を導入しており、一部操作では登録が必須になっています。
FIDO未登録でログインできない場合のエラー内容と原因
よくあるエラーは次のようなものです。
- 「パスワードが正しくありません」
- 「FIDO認証を登録してください」
- 「テクニカルサポートまたは再設定をしてください」
これらはFIDO認証の設定が不完全、あるいは機種変更などで認証情報が失われていることが原因です。アプリ単体での復旧は難しく、手続きが必要になります。
登録忘れ・未設定時にやるべき対応手順
FIDO認証が未登録のままアプリを利用しようとするとログインがはじかれます。以下の手順で対処しましょう。
- ブラウザ(PCまたはスマホのWeb版)からログインできるか確認
- ログインできる場合はマイページから「スマート認証NEO」を再登録
- ログイン不可の場合はアプリの再インストールを試す
- 改善しない場合は電話または問い合わせフォームから再設定申請
FIDO認証の解除は本人確認が必要となるため、SBI証券のサポートを通して手続きが必要です。
カスタマーサポートが繋がらないときの対応策
多くのユーザーが直面するのが「サポートに繋がらない」という問題です。以下の方法を活用して対応しましょう。
- 電話は平日の9時台か15時以降が比較的つながりやすい
- SBI証券のFAQ・問い合わせフォームを活用
- 電話予約ページを深夜0時に確認(リセットされることがある)
- チャットボットでエラー内容を伝え、案内に従う
「FIDO解除」や「ログインできない」などキーワードを含めて具体的に問い合わせ内容を記載するのがポイントです。
事前にやっておきたい再発防止策
今後同じようなトラブルを避けるためには、以下の対策を意識しましょう。
- スマホ変更時には事前にFIDO情報を解除しておく
- ログインに使うID・パスワードは安全に保管
- スマート認証NEOアプリは常に最新版に保つ
また、複数端末に登録しておくと端末トラブル時の対応がしやすくなります。
まとめ:FIDO認証のエラーは焦らず冷静に対応しよう
FIDO認証に関連したログイントラブルは、焦らず手順を踏んで対応すれば解決できます。SBI証券では高いセキュリティ水準を保つためFIDOを導入しており、少し手間がかかるものの安全性には代えられません。
電話が繋がらないときは、問い合わせフォームやFAQを活用し、丁寧な情報提供を心がけましょう。

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