これから楽天証券でNISAを始める方にとって、楽天銀行や楽天カードとどう連携すればよいのか、悩ましいポイントは多いですよね。本記事では、楽天証券のNISA口座と関連サービスを連携することで得られる具体的なメリットや、口座開設の流れ、資金移動のコツなどを初心者にも分かりやすく解説します。
まずはNISA口座の開設が必要:総合口座だけでは投資できない
楽天証券では、証券総合口座を開設しても、それだけではNISA(少額投資非課税制度)は利用できません。NISA口座の開設申し込みを別途行う必要があります。NISA口座は1人1口座までと法律で定められているため、他の証券会社で既に開設していなければ問題ありません。
楽天証券のマイページからNISA口座の申し込みを進められるほか、開設完了まで通常1週間〜3週間ほどかかります。
楽天カードでの積立設定が「お得」のポイント
楽天証券では、楽天カードで投資信託を積立購入することができます。月5万円までの積立で楽天ポイントが最大0.5%〜1.0%付与されるため、年間で最大6,000ポイント相当のお得になる計算です。
例えば、楽天カードで「楽天・全米株式インデックス・ファンド」に月5万円積立すると、毎月250〜500ポイントがもらえる可能性があります。
楽天銀行との連携「マネーブリッジ」でさらに便利&お得に
楽天銀行と楽天証券を連携(マネーブリッジ)すると、自動入出金(スイープ)が可能になります。これにより、証券口座の残高が不足していても自動的に楽天銀行から資金が移動し、手間が省けます。
さらに、マネーブリッジ設定中は楽天銀行の普通預金金利が0.1%(通常の100倍)になる特典も。これにより、ただお金を預けているだけでもお得になります。
給料口座との関係と入金の工夫
楽天証券や楽天銀行に直接給料を振り込めない場合、手動で入金が必要になります。ただし、楽天銀行を給与受取口座に指定すると楽天ポイントがもらえるキャンペーンもあるため、検討の余地はあります。
また、楽天銀行を介して自動入金設定(定期入金やオートチャージ)を組み合わせれば、入金の手間も軽減できます。
初心者がつまずきやすいNISA口座の設定の流れを整理
- ① 楽天証券の総合口座を開設
- ② NISA口座の開設申込を別途実施
- ③ 楽天カードで積立設定(NISA対応ファンドを選択)
- ④ 楽天銀行とのマネーブリッジ設定
- ⑤ 必要に応じて給与口座や資金移動の仕組みを調整
以上を組み合わせることで、「楽天経済圏×NISA」=ポイント+手数料メリット+便利さが最大化されます。
まとめ:楽天の各サービスを連携することで、初心者でもお得かつ効率的にNISAを始められる
楽天証券でのNISA運用をスタートするには、証券口座+NISA口座の両方の開設が必要です。そのうえで、楽天カードでの積立設定と、楽天銀行とのマネーブリッジを組み合わせることで、最大限のお得感と利便性が得られます。
最初は混乱しがちですが、順を追って設定すれば簡単です。着実に準備を整えて、賢くNISA運用を始めましょう。

こんにちは!利益の管理人です。このブログは投資する人を増やしたいという思いから開設し運営しています。株式投資をメインに分散投資をしています。
コメント