米国株やETF、米国債などの外国証券から得られる配当金や利金を円に換金する際、その処理時間や手続き方法は証券会社によって異なります。この記事では、楽天証券とSBI証券における配当金の円転にかかる時間と手続きについて詳しく解説します。
楽天証券での配当金の円転処理
楽天証券では、外国株式の配当金は原則として米ドルで入金されます。配当金の支払開始日からお客様の口座への入金完了までには、おおむね1週間程度かかります。[楽天証券公式情報]
円貨での受取を希望する場合は、配当金受取方法を「円貨受取」に設定する必要があります。この設定は、楽天証券のウェブサイトから変更可能で、営業日15:30までの変更で2営業日以降に適用されます。[楽天証券公式情報]
SBI証券での配当金の円転処理
SBI証券では、外国株式の配当金は現地支払日に発行会社から支払われ、外貨で証券総合口座に入金されます。お客様の総合口座への入金は、現地での配当金の支払を確認後、通常1～2国内営業日後になります。[SBI証券公式情報]
円貨での受取を希望する場合は、配当金受領サービスの設定を「円貨受取」に変更する必要があります。この設定は、SBI証券のウェブサイトの「口座管理」＞「お客さま情報 設定・変更」＞「お取引関連・口座情報」の「配当金受領サービス」の欄から行えます。[SBI証券公式情報]
為替取引のタイミングと注意点
楽天証券では、米ドル取引に限り、8時～翌6時（米国夏時間は翌5時迄）までリアルタイムで為替取引が可能な「リアルタイム為替取引」サービスを提供しています。[楽天証券公式情報]
SBI証券では、リアルタイム為替取引の取引受付時間は、火曜日～金曜日の0:00～24:00（特定の時間帯を除く）となっています。[SBI証券公式情報]
まとめ
楽天証券とSBI証券での配当金の円転には、それぞれ異なる処理時間と手続きが必要です。楽天証券では配当金の入金完了まで約1週間、SBI証券では1～2営業日が目安となります。円貨での受取を希望する場合は、各証券会社の設定を事前に確認し、適切な手続きを行うことが重要です。
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