株式投資の世界には「テンバガー(10倍株)」という言葉があり、まさに夢のような成長を遂げた銘柄を指します。7万円で買った株が70万円になる――確かに理論上は可能ですが、現実的にどれほどあるのか、その実情と狙い方について解説します。
テンバガーとは?基本をおさえよう
テンバガー(Tenbagger)は、株価が10倍に成長する銘柄のことを指します。もともとは米国の著名ファンドマネージャー、ピーター・リンチが広めた用語です。
日本でも過去に数多くのテンバガーが登場しており、小額投資から大きな資産を築いた例はあります。
実際にあった!7万円→70万円を超えた実例
たとえば、サイバーエージェント(4751)は2000年代初頭に数百円台で購入できた時期があり、そこから10倍以上になりました。また、SHIFT(3697)も数千円台から一時は10倍を超える値上がりを記録しています。
他にもマネーフォワード、BASE、エニグモなど新興市場銘柄においてこのような成長株は散見されます。
テンバガー株の共通点とは?
成功例に共通する特徴は以下のようなものです。
- 時価総額が小さい(マイクロ~小型株)
- 成長市場に属している(例:SaaS、バイオ、再生可能エネルギー)
- 強力な経営陣・独自性のあるビジネスモデル
- 外部環境に後押しされやすいテーマ性
このような要素を持つ銘柄は、将来的に爆発的な成長を遂げる可能性を秘めています。
7万円で買える有望株の見つけ方
まずは「株価×単元株数」で購入できる範囲の中から、成長性を見極める必要があります。証券会社のスクリーニング機能を使って、時価総額・ROE・営業利益率・業種などの条件を絞っていくのが有効です。
また、会社四季報や有価証券報告書を読み込み、企業の将来性や経営戦略を確認するのも重要です。SNSや掲示板だけの情報に頼るのはリスクが高いです。
リスクと向き合う覚悟も必要
テンバガー株には夢がありますが、当然ながらハイリスクも伴います。倒産リスクや株価下落に耐えられるだけのメンタルと分散投資の工夫が求められます。
たとえば「7万円×10社」に分散すれば、一つでも当たれば損益は大きく変わりますが、その分、他がゼロになる覚悟も必要です。
まとめ:夢は現実にできるが、戦略と知識が鍵
✔ 7万円が70万円になることは現実にありますが、確率的には稀。
✔ 実例を参考にすることで、どのような企業に投資すべきかが見えてきます。
✔ リスク分散、情報収集、長期視点の3点が成功のカギ。
小さな金額から大きな夢を目指す投資は、知識と戦略で実現可能になります。

こんにちは!利益の管理人です。このブログは投資する人を増やしたいという思いから開設し運営しています。株式投資をメインに分散投資をしています。
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