楽天証券で米株を取引している方の中で、評価損益がプラス表示されているのに実際に売却するとマイナスになるのか?という疑問を抱えている方も少なくありません。この記事では、評価損益と実際の損益の違いについて解説し、楽天証券での取引における注意点を説明します。
評価損益と実際の損益の違いとは?
評価損益とは、現在の株価に基づいて計算される未実現の損益のことです。一方、実際の損益は株を売却した際に確定する損益で、評価損益がそのまま実際の損益と一致するわけではありません。
たとえば、楽天証券の取引画面では、米株の評価損益が「+1,200ドル(-21,500円)」と表示されている場合、その金額はあくまで「評価額」であり、実際に売却しない限り確定した金額ではありません。
評価損益がプラスでも売却時にマイナスになる可能性
評価損益がプラスであっても、売却後の損益がマイナスになる場合があります。これは、為替の変動や売却タイミングによる価格変動の影響を受けるためです。
例えば、米株を購入した時点でのドル円レートと、売却時のドル円レートが異なると、評価損益がプラスであっても、日本円換算で損失が出ることがあります。
為替の影響を考慮した損益計算
米株を取引する際、為替の影響を無視することはできません。米ドルで評価された株の値動きと、日本円で計算した損益は異なる場合があるため、為替レートも重要な要素となります。
たとえば、購入時に1ドル=110円で株を購入し、売却時に1ドル=105円に下落した場合、ドル建てでの評価損益がプラスでも、日本円換算では実際に損失を出す可能性が高くなります。
楽天証券での取引における注意点
楽天証券で米株を取引する際には、評価損益だけでなく、実際の取引を行うタイミングや為替レートの変動にも注意を払うことが大切です。
取引を行う前に、現在の為替レートや米株の状況を確認し、売却時の損益がどのように変動する可能性があるかを予測しておくと安心です。
まとめ
評価損益がプラスであっても、実際に株を売却する時には、為替の変動や売却タイミングによって損益が変動する可能性があります。楽天証券で米株を取引する際は、評価損益に惑わされず、為替レートの影響も考慮した上で、売却時の損益を計算することが重要です。

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