積立NISAは銀行とネット証券どちらで口座開設すべき?運用から売却までの流れも解説

資産運用、投資信託、NISA

積立NISAは少額からの長期・積立・分散投資を後押しする制度で、初心者にも人気があります。口座開設を検討する際、「銀行」と「ネット証券(SBI証券や楽天証券など)」のどちらが良いか悩む方も多いでしょう。この記事では、選び方のポイントや、ネット証券の操作方法、売却・現金化の手続きまで丁寧に解説します。

積立NISAの口座はどこで開設できる?

積立NISAの口座は、銀行、証券会社、ゆうちょ、信用金庫などで開設できます。ただし、一人一口座のみと決まっているため、複数金融機関での開設はできません。

銀行や店舗型証券会社は対面で相談できる安心感が魅力ですが、商品数が少なかったり、手数料が高いケースがあります。一方、ネット証券は商品の選択肢が豊富で、運用コストも低めです。

ネット証券のメリットと注意点

楽天証券やSBI証券などのネット証券は、低コストで優良なインデックスファンドを取り揃えており、積立設定や管理もすべてオンラインで完結します。スマホアプリやマイページで運用状況をリアルタイムで確認できるのも強みです。

ただし、対面での相談はできないため、自分で情報収集しながら進める必要があります。とはいえ、公式サイトやYouTube、サポートチャットなども充実しているため、初心者でも十分対応可能です。

ネット証券での操作はすべてオンライン?

ネット証券で口座開設から運用までを行う場合、基本的にすべてオンライン上で完結します。申し込みはスマホまたはPCから、本人確認書類のアップロードもアプリで対応可能です。

積立の設定や商品の選択、運用状況の確認、売却などもマイページで行うため、店舗に出向く必要は一切ありません。取引履歴や年間取引報告書もダウンロード可能です。

積立NISAの売却方法と現金化の流れ

運用しているファンドを売却したいときは、マイページの「保有商品一覧」から該当ファンドを選び、「売却」ボタンをクリックするだけで手続きできます。

売却後、通常は約3〜5営業日後に証券口座へ現金が振り込まれます。その後、「出金」メニューから自分の銀行口座へ振替すれば、現金として自由に使えるようになります。

銀行で開設した場合の違いとは?

銀行で積立NISA口座を開設すると、窓口で相談しながら始められる点が魅力です。ただし、投資信託の商品数が限られており、信託報酬(運用コスト)が高めのアクティブファンドが中心というケースもあります。

また、ネットサービスの使い勝手もネット証券と比べると劣る場合があるため、スマホで簡単に管理したい人にはネット証券が向いています。

まとめ:積立NISAはネット証券での開設がおすすめ

積立NISAを始めるなら、コスト面・利便性・商品数の多さからネット証券(SBI証券や楽天証券など)での口座開設がおすすめです。すべてオンラインで完結し、売却も簡単にできるため、忙しい方やスマホ操作に慣れている方には特に向いています。

一方、対面で相談したい方は銀行での開設も選択肢になります。自分の投資スタイルや管理方法に合った金融機関を選びましょう。

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