楽天証券で新NISAを始める方の中には、「楽天銀行の口座も必要なのか?」「クレジットカード決済だけで完結するのか?」といった疑問を持つ人も少なくありません。ここでは、楽天証券×楽天カードを活用する際の資金管理や出金のポイントについて解説します。
楽天銀行口座は必須ではないが、持っておくと便利
楽天証券の口座開設やクレジットカード積立の利用に、楽天銀行の口座は必須ではありません。楽天カードの引き落とし元として他行(地元銀行など)を指定しておけば、積立設定自体は問題なく機能します。
ただし、楽天銀行を開設し、楽天証券と連携(マネーブリッジ)させると、預金金利の優遇(通常の100倍の年0.10%)や即時入出金などの特典が受けられます。
楽天カード積立だけでNISA投資は可能
楽天カードでの投信積立は、楽天証券内で簡単に設定でき、月最大5万円までクレジットカードでの積立が可能です。このとき、毎月の引き落としは楽天カードに紐付けた銀行口座(例:地元銀行)から行われます。
楽天銀行を経由せずとも、カード決済でつみたてNISAや成長投資枠の積立は行えるため、初心者でもスタートしやすいのが特徴です。
出金時の仕組み:楽天銀行と他行の違い
楽天証券からの出金は、登録している銀行口座へ振り込まれる形となります。楽天銀行であれば、即時入出金サービスにより、リアルタイムでの出金が可能ですが、地元銀行など他行の場合は、出金に1~3営業日かかる点に注意が必要です。
また、楽天カードを通じて投資したお金を現金で戻す場合には、証券口座の売却や換金処理を経てから出金申請を行う必要があるため、「クレカ→銀行に自動送金される」といった仕組みはありません。
楽天経済圏でのメリットを最大化するには?
楽天証券・楽天銀行・楽天カードの3つを連携させると、以下のようなメリットがあります。
- 楽天ポイント還元(最大1%)
- マネーブリッジによる高金利
- 即時入出金の利便性
たとえば、楽天証券×楽天カード×楽天銀行で月5万円の投資信託積立を行うと、年間で最大6,000円分のポイントがもらえる計算になります。
楽天銀行口座を開設するべき人の特徴
次のような人には、楽天銀行口座の開設をおすすめします。
- 投資資金を即時で動かしたい人
- 楽天経済圏でポイントや特典を最大限活用したい人
- 金利優遇を受けたい人
逆に、すでに使いやすい地元銀行がある人や、ポイントに特に興味がない人は、無理に楽天銀行を開設する必要はありません。
まとめ:楽天銀行がなくても始められるが、持っているとさらに便利
楽天証券と楽天カードがあれば、新NISAの運用は問題なく開始できます。ただし、楽天銀行も併せて活用することで、ポイント還元や入出金のスピード、金利優遇など、よりスムーズで効率的な資産運用が可能になります。
楽天銀行の口座開設は無料なので、「今後も長く楽天証券を使い続けたい」と思う方はぜひ検討してみてください。

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