親世代の証券口座をネット証券へ移管する動きが増えています。特に岩井コスモ証券で保有していた株式や投資信託をSBI証券に移したいというケースでは、「コール取引」に関する手数料が気になるところ。本記事では、移管時にかかる費用や手続き、注意点について詳しく解説します。
「コール取引」とは?移管手数料に関係する仕組み
岩井コスモ証券の「コール取引」は、電話で営業担当者を通じて売買などを行う対面型取引のことです。店頭口座とも呼ばれ、ネット口座と異なり、さまざまなサービスに手数料がかかる仕組みです。
特にコール取引口座からの株式・投資信託の移管では、移管そのものや手続き対応に対して「実費以外の手数料」が加算される場合があります。
移管手数料の相場:実費+営業手数料に注意
一般的に、株式移管には1銘柄あたり1,000円〜3,000円程度の実費(証券保管振替機構への費用)がかかります。しかし、コール取引口座ではこれに加えて、岩井コスモ証券独自の事務手数料や人件費相当分がかかることもあります。
公式サイトには「手数料が発生します」と明記されていますが、具体的金額は非公開。これは顧客の状況や取扱い件数により変動するためと見られます。
手数料を抑えるための実践的アドバイス
- 可能であれば「インターネット口座」に切り替え、そこから移管することで手数料を大幅に削減できるケースがあります。
- 営業担当とのやり取りを避けたい場合は、岩井コスモ証券の公式ウェブサイトの「お客様窓口」や郵送手続きでの問い合わせがおすすめです。
- 直接移管が難しい場合、一度売却→現金出金→SBIで再投資という方法もあります(ただし税金の取扱いに注意)。
SBI証券側の手続きは簡単でスムーズ
SBI証券では「株式移管手続きガイド」が用意されており、オンラインまたは書面での申請が可能です。移管先(受入側)は基本的に手数料無料で対応してくれます。移管元(岩井コスモ)からの書類を受け取り、提出するだけで完了します。
なお、移管にはおおむね1〜2週間ほどかかるため、時間的余裕を持って行いましょう。
まとめ:問い合わせ不要でも理解しておきたい「移管のコスト」
岩井コスモ証券のコール取引からの移管には、銘柄数や口座種別により1,000〜数千円の手数料が発生する可能性があります。金額は明確に開示されないため、実際には問い合わせが最も確実です。
とはいえ、担当者と話したくない場合でも、郵送・メール・本社窓口などを通じて対応できる方法はあります。費用を明確にした上で、無理なくスムーズな資産移管を実現しましょう。

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