株式投資において「精神衛生」が保たれることは、想像以上に重要です。特に、価格の変動に一喜一憂せずに済む銘柄を保有することで、長期的に安心した資産運用が可能となります。この記事では、NTTやソフトバンク以外にも精神的に安定して持ちやすい銘柄を紹介しつつ、選定のポイントについても解説していきます。
精神的に安心して保有できる銘柄の特徴とは?
まず前提として「精神衛生上よい株」とは、以下のような特徴を持つ銘柄のことを指します。
- 業績が安定しており赤字に陥りにくい
- 配当利回りが高く、減配リスクが低い
- 生活インフラに関わる企業で、景気に左右されにくい
- 株価のボラティリティが低く、日々の値動きが穏やか
特に長期投資を前提とするならば、株価よりも安定した配当収入を重視する傾向が強くなります。
精神衛生的に安心なおすすめ銘柄5選
ここでは、実際に多くの個人投資家から「安心して保有できる」と評価されている銘柄を紹介します。
- 9433 KDDI(au):通信大手で高配当・業績安定。株主優待も人気。
- 8306 三菱UFJフィナンシャル・グループ:配当利回りが高く、グローバルな成長余地もあり。
- 2502 アサヒグループホールディングス:ビール・飲料の安定収益で景気変動に強い。
- 2914 日本たばこ産業(JT):配当利回り4%超で、生活関連銘柄として人気。
- 8591 オリックス:事業多角化が進み、業績が分散されていて安心感がある。
これらの企業はいずれも比較的ボラティリティが低く、日々の値動きに神経を使うことなく保有しやすいのが特徴です。
配当狙いなら「高配当+連続増配」がキーワード
精神的に落ち着いて保有できるもう一つの鍵は、安定した配当です。連続増配実績がある企業は、経営陣が株主還元を重要視している傾向があり、長期保有の信頼材料になります。
例えば、花王やリコーリースなどは長年増配を続けており、インカムゲイン目的の投資家から高く評価されています。
ETFやREITも視野に入れると選択肢が広がる
個別銘柄のリスクを避けたい場合は、ETF(上場投資信託)やREIT(不動産投資信託)も選択肢となります。
- 1478 iシェアーズ MSCIジャパン高配当利回りETF
- 9286 エネクス・インフラ投資法人(インフラREIT)
これらは分散投資が前提であり、個別銘柄よりも精神的な安心感が得られるケースが多くあります。
初心者・低リスク志向なら「つみたてNISA」も選択肢
より精神的な安心を重視するのであれば、個別株ではなく「つみたてNISA」でインデックスファンドに定期積立する方法も有効です。
日経平均やS&P500などに連動する投資信託であれば、長期的に右肩上がりを期待でき、毎日の値動きに敏感になる必要がありません。
まとめ:心穏やかに投資を続けるには「性格に合った銘柄選び」がカギ
精神衛生上よい株は、単に業績や配当が良いというだけではなく、「その株を持っていて安心できるかどうか」という個人の性格や投資スタンスに大きく左右されます。NTTやソフトバンクのような代表的な安定銘柄に加えて、KDDIやJT、アサヒなどもポートフォリオに加えてみると、より心穏やかな投資生活が実現できるかもしれません。

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