HYPER SBI 2はSBI証券が提供する高機能な株式トレーディングツールであり、多くのトレーダーが日々の売買判断に活用しています。しかし、ローソク足の位置にある株価を確認したいときに、Y軸を見ながら微調整ができずにチャート全体が動いてしまうという操作面での不便さを感じることがあります。本記事では、HYPER SBI 2でチャート操作をより快適に行うための具体的な方法と設定の工夫をご紹介します。
HYPER SBI 2のチャート仕様と動作の特徴
HYPER SBI 2のチャート画面では、マウスのドラッグ操作によって「スクロール」や「拡大縮小」などが可能です。特にY軸方向(株価の上下)にチャート全体が動いてしまうのは、チャートが上下方向に可動する仕様になっているためです。
株価を正確に読み取りたい場面では、ローソク足の真横にマウスポインタを合わせて「ホバー」させると、ツールチップや価格ラインが表示され、クリックすることで固定されます。ただし、このクリック固定が微調整には不便なこともあります。
Y軸の値をズレなく見るための操作テクニック
- マウスホバーを活用する:ローソク足にカーソルを合わせると、Y軸の該当株価が自動で表示されます。
- クリックで固定し、ホイールで微調整:位置が決まったら一度クリックで固定。微調整には上下のホイールスクロールを活用。
- 横スクロールと併用:Shiftキーを押しながらドラッグすると、水平移動のみに制限できます(環境によっては異なる場合も)。
設定変更でチャート操作を最適化する
HYPER SBI 2の「チャート詳細設定」では、スクロールやドラッグの挙動をある程度調整できます。以下の手順で設定を見直してみましょう。
- [チャート] → [設定] → [マウス設定] で「ドラッグでスクロール」のチェックを外す(または動作変更)
- Y軸の目盛り幅を「固定」に設定して、誤操作でチャート全体がズレないようにする
※バージョンによってはメニュー名称が異なる場合があります。最新バージョンのマニュアルも確認を推奨します。
代替方法:数値を直接参照したい場合
Y軸の目盛りが小さくて見づらい場合は、「数値リスト」や「ティッカー表示」に切り替えて確認するのも一つの方法です。
また、チャートの下部に「気配値」や「直近の高値・安値・終値」などの情報が表示されるエリアを活用することで、補完的な確認が可能です。
ユーザー事例:実際に解決した設定例
あるユーザーは「HYPER SBI 2のチャートが使いにくい」と感じ、以下のような設定で快適になったと報告しています。
- チャートの上下スクロール機能をOFF
- ローソク足にカーソルを合わせるだけで株価を確認
- ローソク足にマウスを乗せた後に上下矢印キーで微調整
こうした工夫をすることで、ローソク足の位置と株価の確認がスムーズになります。
まとめ:快適なチャート操作は設定の工夫で実現できる
HYPER SBI 2のチャート画面では、初期設定のままだと細かな操作がしづらいと感じることもあります。しかし、設定や操作方法を工夫することで、思い通りにY軸の株価を確認できるようになります。
チャート設定を一度見直し、自分に合った操作環境を整えることで、トレーディングの効率と快適さが格段に向上するはずです。

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