MT5のスマホ(またはタブレット)版を使用している際、インジケーターの設定で問題が発生した場合、特に同じインジケーターを複数回設定できないという状況に直面することがあります。たとえば、10SMAをメインチャートに設定した後に、さらに20SMAを設定しようとしたが反映されないという事象です。本記事では、この問題の原因と解決方法について解説します。
MT5のインジケーター設定の基本
MT5では、インジケーターをチャートに追加することによって、相場分析を支援します。しかし、スマホ版やタブレット版では、デスクトップ版とは異なる操作や制限が存在するため、インジケーターの設定に関していくつかの注意点があります。
基本的なインジケーター設定は、チャート上にインジケーターをドラッグ&ドロップすることで行えますが、同じインジケーターを複数追加する場合には、別の設定を試みる必要があります。
スマホ版MT5でインジケーターの設定が反映されない原因
スマホ版やタブレット版のMT5でインジケーターが設定できない原因としては、いくつかの要因が考えられます。
1つ目は、インジケーター設定時に「適用先」を選択していない場合です。インジケーターを設定する際、インジケーターがメインチャートや別のウィンドウに適用されるかどうかを指定する必要があります。
インジケーター設定時の「適用先」の確認
インジケーターを追加する際、設定画面で「適用先」を確認することが大切です。例えば、10SMAを追加した際に、次に設定したい20SMAが適用されるチャートを指定し忘れると、反映されないことがあります。
この設定を確認するためには、インジケーターの「設定」ボタンをタップし、「適用先」が「メインチャート」になっているか、「新しいウィンドウ」になっているかをチェックしてください。
インジケーターの重複設定を試す方法
同じインジケーターを複数回設定する場合には、インジケーターの設定画面で異なる設定を試すと良いでしょう。たとえば、異なる期間(10SMAと20SMA)の設定をする場合、インジケーターの種類が同じでも、別々のウィンドウに適用することができます。
具体的には、10SMAをメインチャートに設定した後、20SMAを新しいウィンドウに設定することで、両方を表示させることができます。このように、インジケーターを別々のウィンドウに分けて設定することで、表示されない問題を回避できます。
MT5の最新バージョンを確認する
スマホやタブレットでの動作に問題がある場合、MT5のバージョンが最新でないことが原因である場合もあります。古いバージョンでは、インジケーターが正しく動作しないことがありますので、App StoreやGoogle Playで最新バージョンにアップデートすることをおすすめします。
最新のアップデートをインストール後、再度インジケーターの設定を試してみてください。
まとめ
MT5のスマホ版でインジケーターを設定する際に問題が発生した場合、設定時の「適用先」や、インジケーターの重複設定方法に注意が必要です。また、MT5の最新バージョンを利用することで、動作の不具合が改善されることがあります。これらの方法を試して、インジケーターが正しく表示されるか確認してみましょう。

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