毎年恒例の配当金が振り込まれないと、投資家としては不安になりますよね。特に三井住友フィナンシャルグループ(以下、SMFG)のような大手企業では、例年のスケジュールがある程度固定されているため、遅れがあると「何かあったのか?」と心配する方も少なくありません。この記事では、SMFGの配当金の支払時期や振込遅延時の対応方法について詳しく解説します。
三井住友FGの配当金支払いスケジュールの基本
SMFGは年に2回(中間・期末)配当を実施しており、一般的には以下のようなスケジュールで進行します。
- 期末配当基準日:3月31日
- 株主総会開催日:6月下旬
- 配当金の支払日:株主総会翌営業日(通常は6月下旬〜7月初旬)
過去の傾向として、2023年は6月22日が総会で、6月23日には配当金が振り込まれました。つまり「総会の翌営業日」が基準となるのが通例です。
配当金が遅れている場合の主な原因
実際に配当金が届かない場合、以下のような理由が考えられます。
- 株主名簿の登録口座と現在の口座が異なっている
- 郵送による配当金領収証(ゆうちょ銀行等で現金受け取り)での指定
- 株式を権利確定日直後に売却し、手続き中
- 配当金の振込先に不備がある(口座名義相違・口座番号変更など)
特に証券会社の口座で配当金を受け取る場合、配当金受取方法(株式数比例配分方式、登録配当金受取口座方式、発行会社からの郵送方式など)の設定によって、支払方法とタイミングが変わることがあります。
振込されない場合の確認方法
まずは証券会社の口座で、配当金の入金履歴を確認しましょう。多くの証券会社では「お知らせ」または「取引履歴」欄に反映されます。
次に、SMFGのIRサイトで配当金の支払日に関するお知らせをチェックすることも重要です。SMFG公式サイトでは毎年の支払予定日を公表しています。
万が一、振込がないまま放置された場合の対処法
振込が数日〜1週間以上遅れている場合は、以下の順で対応しましょう。
- 証券会社に問い合わせ(配当金の受け取り方法と入金予定確認)
- 三井住友FGの株主名簿管理人(通常は三井住友信託銀行)へ連絡
- 郵送方式指定で届いていない場合は、郵便局や再発行手続きの確認
なお、配当金の支払いには時期によって多少のバラつきがあるため、まずは1週間ほど様子を見るのが無難です。
過去の支払日実績から見る「正常範囲」
例年の支払日例を見てみましょう。
- 2022年:株主総会 6月22日 → 支払日 6月23日
- 2023年:株主総会 6月22日 → 支払日 6月23日
- 2024年:株主総会 6月21日(予定) → 支払日 6月24日(予想)
このように、支払いは総会翌営業日が基本ですが、土日や祝日を挟むと1〜2営業日ずれることもあります。
まとめ:焦らず確認、必要なら問い合わせを
三井住友FGの配当金は株主総会後に支払われるのが通例ですが、設定や送金方式により数日のタイムラグがあることも珍しくありません。まずは証券会社の配当設定と口座状況を確認し、それでも不明なら正式な問い合わせを行いましょう。
投資家としての安心と資産管理のためにも、「いつ・どこで・どのように」受け取るかを事前に把握しておくことが大切です。

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