新NISA制度がスタートし、少額からでも投資ができる「プレミアム積立(プチ株)」に注目が集まっています。KDDIのような高配当・優待銘柄を積立できるのは魅力的ですが、初心者にとっては「個別株でも本当に大丈夫?」「信託報酬は?」「どのくらいリターンが期待できるの?」など疑問も多いはず。この記事では、プレミアム積立を使って個別株投資をする際の基本情報やポイントを、初心者にもわかりやすく解説します。
プレミアム積立(プチ株)とは?新NISAとどう関係するのか
プレミアム積立とは、SBI証券などが提供している少額から株式を買えるサービスで、1株未満(端株)でも定期的に買い付けできる仕組みです。これを新NISAの「成長投資枠」で利用すれば、個別株で積立投資+非課税メリットが得られます。
たとえばKDDIなどの高配当・優待銘柄を毎月コツコツ積立できるため、初心者にも人気があります。通常の株式購入は100株単位ですが、プチ株なら500円程度から始められる点が魅力です。
❶ 個別株投資は初心者でもアリ?優待目当てなら注意も必要
新NISAでの個別株投資は、戦略的に行えば初心者でも十分活用可能です。特にKDDIのように業績が安定していて、配当・優待が魅力的な銘柄は長期保有に向いています。
ただし、株主優待は「100株以上保有」などの条件付きが多く、プチ株で積み立てている途中では適用されないこともあります。最初は優待よりも「配当や将来の成長」を重視する視点がおすすめです。
❷ 積立は最低いくらから?本当に500円でOK?
多くの証券会社ではプレミアム積立の最低投資金額は500円〜1,000円から設定可能です。SBI証券では500円から設定できます。
例えばKDDI(株価約4,500円)の場合でも、端株として500円分=約0.1株を毎月買う形になります。少額からでも時間をかけて「株数を積み増す」ことができるのが最大のメリットです。
❸ 信託報酬はかからない?個別株と投資信託の違い
プレミアム積立で個別株を買う場合、信託報酬は発生しません。これは投資信託と違い、「株を直接買っている」ためです。
ただし、SBI証券などでは買付時のスプレッド(0.5%程度)が発生する場合があるので、完全にコストゼロではない点に注意が必要です。
一方、投資信託(特にアクティブ型)では信託報酬が年0.5〜1.5%かかる場合もあり、長期保有では大きな差になります。
❹ 個別株を積み立てるだけで利益は出る?長期目線で考える
「積み立てておけば必ず利益が出る」とは言い切れませんが、歴史的に見ても高配当株や成長企業への長期投資は高確率でプラスになる傾向があります。
KDDIのように連続増配を続けてきた銘柄は、時間をかけて配当+値上がり益の両方を狙える代表的な企業です。
ただし、個別株には「倒産リスク」「業績悪化リスク」があるため、1社に集中しすぎないこと(分散投資)が基本です。
❺ プレミアム積立をもっと活用するためのアドバイス
・分散の工夫: KDDIだけでなく、通信・食品・金融など業種の異なる銘柄を組み合わせるとリスク分散になります。
・成長投資枠の活用: 新NISAでは個別株でも成長投資枠が使えるため、非課税で高配当を受け取れるのは大きな魅力です。
・途中での売却も可能: 積立途中でも資金が必要になれば売却できる点も柔軟性があります。
・定期的にポートフォリオを見直すことで、自分の投資スタイルに合った組み換えが可能です。
まとめ
新NISA制度を使ってプレミアム積立(プチ株)で個別株をコツコツ積み立てるのは、初心者にも十分おすすめできる戦略です。信託報酬がかからず、少額から始められるため、KDDIのような高配当銘柄で投資デビューするには最適な環境といえるでしょう。大切なのは、「何も考えず」ではなく、「基本を理解した上で気楽に続ける」こと。少額でも積み重ねれば、将来の資産形成につながります。

こんにちは!利益の管理人です。このブログは投資する人を増やしたいという思いから開設し運営しています。株式投資をメインに分散投資をしています。
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