最近、大和証券から「ダイワオンライントレードのログイン追加認証が必須」という案内が届いたという声が増えています。オンライントレードを利用していないにもかかわらず、なぜこのような通知が届くのでしょうか?本記事では、追加認証の意味や対応が必要な人、放置しても大丈夫なケースなどを詳しく解説します。
通知の背景にあるセキュリティ強化の流れ
証券会社では、マイナンバー制度の導入や個人情報保護の強化を背景に、ログイン時のセキュリティ対策を強化しています。その一環として「ワンタイムパスワード」や「ログイン通知メール」などに加え、ログイン追加認証の導入が進められています。
たとえオンライントレードを使っていないとしても、取引口座を保有している全ての顧客が通知対象になることがあります。
オンライントレード未登録者への影響は?
オンライントレードをこれまで利用しておらず、ログインしたこともないという人でも、証券会社側のシステムには「将来的なログインを前提」とした口座が存在します。セキュリティ強化は、未ログインの人にも適用されるルールであるため、全顧客に対し一律で案内が送られることがあります。
したがって、「今すぐ何か設定しなければいけない」という義務はなく、オンライントレードを使う予定がないなら慌てる必要はありません。
ログイン追加認証とは具体的に何をするのか
大和証券のログイン追加認証は、以下のようなセキュリティ機能を含んでいます。
- ログイン時の2段階認証(SMS認証や認証アプリ)
- IPアドレス確認や異常アクセス検知
- 不正ログイン防止の自動ロック機能
これらは「オンライントレードを利用する予定のある人」や「ネット取引が前提の手続きを行う人」が対象になるもので、現時点で取引をしないのであれば特に設定は不要です。
株を保有しているだけの人がすべき対応
通知が届いたからといって、必ずログイン設定をする必要はありません。以下のような人は、そのまま何もしなくて問題ありません。
- すでに株式を長期保有中で、売買の予定がない
- 郵送での残高通知や取引報告書で管理している
- これまで一度もオンライントレードにログインしたことがない
ただし、今後株式を売却したい、配当金の再投資をしたいなどのニーズがある場合は、あらかじめログイン設定をしておくとスムーズです。
不要な不安を避けるためのポイント
通知が来たからといって詐欺ではありません。公式のダイレクトメールであれば、記載されているURLを確認し、大和証券のドメインである「https://www.daiwa.jp/」であることを確認しましょう。
不明点がある場合は、大和証券のコールセンターに連絡し、本人確認の上で質問すれば安心です。
まとめ:オンライントレード未使用でも慌てなくて大丈夫
大和証券から届くログイン追加認証の案内は、あくまでセキュリティ対策の一環です。オンライントレードを利用していない、利用予定がない場合は、必須の対応ではありません。ただし、将来的にログインが必要になる可能性もあるため、案内内容を把握しておくことは大切です。
「株を保有している=オンライントレード登録が必須」ではないという点を正しく理解し、必要に応じた対応を心がけましょう。

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