FXの損切り逆指値注文の正しい使い方:GMO外貨EXでの失敗を避ける方法

外国為替、FX

FX取引において、逆指値注文を使って「○○円に達したら自動的に損切り」を設定することは、リスク管理のために非常に重要です。しかし、正しく設定しないと、意図しない両建てポジションが追加されてしまうなどのトラブルが発生することがあります。この記事では、GMO外貨EXを使用した逆指値注文の正しい方法と、よくある失敗の回避方法について解説します。

逆指値注文とは?

逆指値注文とは、指定した価格に達した時点で、保有ポジションを自動的に決済する注文方法です。例えば、ポジションが想定外の方向に動いた場合に、自動で損切りを行うことで損失を最小限に抑えることができます。

逆指値は、現在の価格よりも不利な価格を指定しておくことで、損失を一定の範囲内に限定する役割を果たします。GMO外貨EXではこの逆指値注文を活用することで、リスクを管理しつつ安定した取引を行うことが可能です。

正しい損切り逆指値注文の設定方法

GMO外貨EXで逆指値注文を設定する際には、以下のステップに従ってください。

  • まず、損切りしたい水準(○○円)を決めます。この価格は、現在の市場価格よりも不利な価格で設定します。例えば、現在のレートが100円なら、損切りをしたい場合は99円など、少し低めに設定します。
  • 次に、取引画面で「逆指値注文」を選択します。
  • 注文を入力する際、「決済注文」を選択し、逆指値価格(○○円)を設定します。この時、取引種別(買い・売り)も忘れずに確認してください。
  • 注文を確認し、設定した損切り価格が正確に反映されているかを再度確認してから発注します。

この手順に従うことで、設定した価格に達した時点で自動的に損切りが行われます。

よくあるトラブル:損切りが発動せず、両建てが追加される原因

GMO外貨EXで「○○円に達しても損切りされず、両建てのポジションが追加される」という問題は、いくつかの原因が考えられます。

  • 決済注文が設定されていない:逆指値注文を行う際に、誤って新規注文として設定してしまうことがあります。この場合、指定した価格に達した時点で新たなポジションが追加され、結果的に両建てが発生してしまいます。必ず「決済注文」であることを確認しましょう。
  • ポジションの選択ミス:保有しているポジションが複数ある場合、特定のポジションに対して逆指値が設定されていないと、誤って他のポジションに対して新規注文が行われてしまうことがあります。設定時に正しいポジションが選択されているかを確認してください。

損切り逆指値注文の活用ポイント

損切り逆指値注文を効果的に活用するためのポイントをいくつか紹介します。

  • 余裕を持った損切り価格の設定:市場の変動が激しい場合、狭すぎる損切り設定は不要な損切りを発生させてしまいます。ある程度の余裕を持って逆指値を設定することが重要です。
  • 損失許容範囲の把握:事前に自身が許容できる損失額を決めておき、その範囲内で逆指値を設定することがリスク管理に役立ちます。

まとめ:GMO外貨EXでの逆指値注文を正しく設定し、リスクを管理する

FX取引における逆指値注文は、リスクを抑えつつ取引を進めるために不可欠なツールです。GMO外貨EXを使用して損切り注文を設定する際には、必ず決済注文として設定し、両建てのポジションが追加されないように注意しましょう。取引ルールを理解し、正しい使い方をすることで、より安心して取引を行うことができます。

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