SBI証券で現金積立からクレカ積立へスムーズに切り替える方法|積立間隔を空けずに継続するコツ

資産運用、投資信託、NISA

投資信託の積立をSBI証券で現金からクレジットカード(クレカ)積立へ切り替える際に、「1ヶ月分の積立が空いてしまうのでは?」と不安になる方も少なくありません。本記事では、積立タイミングのズレを回避しながら、スムーズに切り替える方法や注意点を解説します。

クレカ積立は設定反映までタイムラグがある

SBI証券のクレカ積立は毎月10日が設定締切日で、反映されるのは翌月の1日約定分からになります。たとえば、6月11日に設定すれば初回の積立は8月1日扱いになるため、7月分が空白になる可能性があります。

この仕様により、「現金積立を6月に止めて7月を待つ」と、実質的に1ヶ月間積立が空いてしまうことになります。

積立が途切れないためのベストな切り替え手順

積立が空白にならないようにするには、次のような段取りが有効です。

  1. まず、現金積立を継続したまま、クレカ積立の設定を行う
  2. 次月のクレカ積立開始予定日を確認(例:8月1日)
  3. それまでの期間は現金積立を継続し、7月分までの注文を済ませる
  4. クレカ積立が始まる前の月末〜月初に、現金積立を停止

これにより、空白期間なく自動積立が継続されます。特にNISA枠を活用している場合、投資タイミングのズレがパフォーマンスに影響する可能性があるため、意識しておくことが大切です。

一時的な手動購入も検討の価値あり

すでに現金積立を解除してしまった場合や、タイミング的に現金とクレカのどちらでも積立できない場合は、手動でのスポット購入も有効な手段です。

例として、毎月20日に積立をしていた場合、7月20日分が空白になると判断したなら、同日に同額で投信を手動購入すれば、積立パターンを乱さずに継続が可能です。

クレカ積立の利点と注意点

クレジットカード積立は、ポイント還元(最大0.5〜1.0%)が得られるなど、現金積立よりも有利な面があります。たとえば、100万円を1年で積み立てた場合、還元だけで5,000円〜10,000円の差が生じる可能性があります。

ただし、利用可能枠の制限や、利用明細の管理、カードの有効期限切れによる停止リスクなど、いくつかの注意点もあります。これらを把握しておけば、より計画的な資産形成が可能です。

Q:クレカ積立設定後、すぐに積立されないのはなぜ?

SBI証券のクレカ積立は「翌月分」の注文にしか適用されないため、設定したその月には積立されません。たとえば6月15日に設定すると、8月の約定から開始されます。これを理解しておけば、空白を回避する行動が取りやすくなります。

まとめ:切り替えは重複運用でつなぐのがポイント

現金積立からクレカ積立に切り替える際は、積立が1ヶ月飛んでしまうリスクに注意が必要です。最も確実な方法は、クレカ積立がスタートするまで現金積立を併用し、空白期間を埋める運用に切り替えることです。

また、もしすでに空いてしまう場合は、スポット購入で対応することも可能です。資産形成の継続性を意識して、柔軟に対応していきましょう。

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