近年、スマートフォンで証券口座にアクセスし、積立設定を行うユーザーが増えています。特にSBI証券ではSafariを使って投資信託の積立設定を行う方も多いですが、突然設定画面が表示されなくなるトラブルに見舞われるケースもあります。今回はそのような現象の原因と対処法を解説します。
Safariで積立設定が表示されない主な原因
一部のユーザーから「積立設定のボタンを押してもローソク足のようなマークが出たまま画面が進まない」という報告があります。これはJavaScriptの実行エラーやブラウザのキャッシュ、Safariの設定が影響している可能性が考えられます。
Safariはセキュリティとプライバシー保護の観点から、サイトの挙動を制限することがあり、これがSBI証券の画面表示に影響していることがあります。
確認すべきSafariの設定
まずSafariの「サイト越えトラッキングを防ぐ」や「すべてのCookieをブロック」などが有効になっている場合、それが原因で画面が正常に読み込まれない可能性があります。
設定方法:
1. iPhoneの設定アプリを開く
2. Safari → 「サイト越えトラッキングを防ぐ」をオフ
3. 「すべてのCookieをブロック」もオフ
4. Safariを再起動
キャッシュとデータのクリアの影響
SafariのキャッシュやWebサイトデータが破損していると、特定ページの読み込みができなくなることがあります。設定アプリ → Safari → 「履歴とWebサイトデータを消去」から実行できますが、ログイン情報が消える点には注意が必要です。
実際に「データを消したが改善しなかった」との報告もあるため、原因がSafari以外にあるケースもあります。
端末依存の不具合の可能性
同じアカウントで他のiPhoneからは問題なくアクセスできたという事例では、問題はSBI側ではなく、個別の端末やブラウザの設定にある可能性が高いと考えられます。
iPhone自体のiOSが古い場合や、バックグラウンドの通信制限がかかっていると、特定のスクリプトや通信が遮断され、ページが止まってしまうこともあります。
一時的な回避策としてのアプリ利用
アプリのUIが使いづらいと感じていても、Web版での不具合時には一時的にSBI証券アプリを使うのも一つの手です。アプリ側では最新の通信方式やフレームワークが常に反映されており、Safariの制限の影響を受けにくいためです。
画面遷移の問題が解消されるまで、積立設定だけをアプリで行い、確認やその他の操作はSafariで行うといったハイブリッド運用も現実的です。
まとめ:Safariの不具合時は設定確認と代替手段で対応
・Safariで積立設定画面が止まる原因はCookieやスクリプト設定が主な原因
・設定を見直しても改善しない場合は、端末やOSの問題の可能性も
・アプリを一時的に利用するのも効果的
・SBI証券のヘルプデスクへの問い合わせも視野に入れる
Safariでの動作に異常が出たときは、設定の見直し、端末の再起動、そしてアプリの活用という三段階で冷静に対応することが大切です。

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