デイトレードに向いている銘柄の特徴とは?初心者にも狙いやすい選定基準を徹底解説

株式

デイトレードでは、1日の中で売買を完結させるスタイルのため、銘柄選びが収益に直結します。特に初心者の方や値嵩株の値動きに不安を感じる方は、値動きの大きい安価な銘柄や出来高が多い銘柄を選ぶ傾向があります。この記事では、デイトレードに向いている銘柄の特徴と選定基準を具体的に解説していきます。

デイトレードに向く銘柄の3つの基本条件

デイトレに適した銘柄には、以下のような共通点があります。

  • 出来高が多い:1日を通して売買が活発で、売買のタイミングが取りやすい
  • ボラティリティが高い:価格変動が大きく、利ざやが狙いやすい
  • 板が厚くてスプレッドが狭い:買いたい時に買えて、売りたい時に売れる安定した流動性

例えば、東証プライムに上場しているグロース系銘柄は、このような条件を満たしている場合が多く、デイトレ向きです。

安価な株価=デイトレ向きとは限らない理由

株価が安い=ボラティリティがある、とは限りません。安い銘柄は確かに少額で多くの株数を取引できますが、出来高が少なければ動きが鈍く、チャンスも限定的です。

例えば、株価300円の銘柄で1日の値動きがわずか2円では、実質的な利益が手数料に食われる可能性も高いです。逆に、株価2,000円でも50円以上動く銘柄であれば、デイトレ向きと言えるでしょう。

デイトレ銘柄を選ぶ具体的なチェックポイント

以下のような数値や特徴をチェックすることで、デイトレ銘柄の選定精度が上がります。

  • 1日の値幅(ボラティリティ):過去5営業日などで平均的に10%以上の値動きがある
  • 平均出来高:最低でも30万株以上あると、安定して売買できる
  • 板の厚さと気配値の幅:極端にスプレッドが広い銘柄は不利
  • テーマ性や材料性:直近のニュースや業界トレンドに関わる銘柄は注目が集まりやすい

ツールを活用するなら、証券会社のスクリーニング機能やリアルタイムランキングなどが有効です。

デイトレ向きの具体的な銘柄の例

以下は2024年時点でデイトレーダーに人気のある銘柄の一例です(今後の状況に応じて最新情報をご確認ください)。

  • BASE(4477):低位でボラがあり、材料が出やすい
  • ANYCOLOR(5032):値動きが活発でイベント時に急騰することも
  • グローバルウェイ(3936):急騰・急落が多く、短期トレーダー向け

なお、これらの銘柄は短期の値動きが激しいため、損切りのルールと資金管理は特に重要です。

避けるべき銘柄の特徴とは

デイトレで失敗しやすい銘柄には以下のようなものがあります。

  • 出来高が極端に少ない(1日5万株未満)
  • 板が薄く、スプレッドが広い
  • 材料が出ていない低迷銘柄
  • 株価が安すぎて1円単位の動きしか出ない

こうした銘柄は、一見安価で魅力的に見えても、実際には売買のタイミングがつかみにくく、結果的に機会損失を生むことになります。

まとめ:デイトレは銘柄選びが命、常に検証を忘れずに

デイトレードは、瞬間的な値動きを利益に変える取引スタイルであるため、銘柄選びこそが最大の武器です。値嵩株か低位株かにこだわるより、ボラティリティと出来高を重視し、常に市況やトレンドにアンテナを張りましょう。

また、実際に選んだ銘柄で仮想取引や小額取引から始めて、トレード日誌などで振り返る習慣をつけることで、投資判断力の向上につながります。

株式
最後までご覧頂きありがとうございました!もしよろしければシェアして頂けると幸いです。
最後までご覧頂きありがとうございました!もしよろしければシェアして頂けると幸いです。
riekiをフォローする

コメント

タイトルとURLをコピーしました