IPO株式投資の基本と勝ち方のコツ──初心者からでも学べる「初値狙い」の戦略

株式

IPO(新規公開株)は、株式市場で人気の高い投資対象の一つです。特に株式投資を始めたばかりの初心者でも、当選すれば短期的に大きな利益が狙える可能性があります。本記事では、IPO株投資の仕組みや当選のコツ、そしてリスク回避の方法まで丁寧に解説します。

IPOとは?基本をおさえよう

IPO(Initial Public Offering)とは、企業が初めて証券取引所に株式を公開して上場することを指します。IPO株は上場前に証券会社を通じて抽選販売され、当選者だけが購入できます。

IPOの魅力は「初値(上場初日の始値)」が公募価格を大きく上回る可能性がある点です。たとえば、ある企業が公募価格1,000円でIPOを行い、上場初日に初値が2,000円でつけば、100%の利益を得ることになります。

IPO株を手に入れるには?証券会社選びがカギ

IPO株は誰でも買えるわけではなく、証券会社ごとの「抽選」によって当選者が決まります。したがって、まずはIPO取り扱いのある証券会社に口座開設をしましょう。

特に初心者におすすめなのは、ネット証券での完全平等抽選制を採用している会社です。SBI証券、楽天証券、マネックス証券などが代表例で、抽選の公平性が高いため当選のチャンスもあります。

IPO投資の「奥義」的コツ5つ

  • 1. 主幹事証券に注目:主幹事の証券会社が最も多くの株数を割り当てられるため、当選確率が高まります。
  • 2. 複数証券会社に申し込む:1社に限定せず、できるだけ多くの証券会社から申し込むのが基本です。
  • 3. 100株単位で申し込む:多くの証券会社では100株が最低単位。無理に多くを申し込む必要はありません。
  • 4. 利益が出やすい銘柄を選ぶ:業種・成長性・話題性などを見極め、人気が高まりそうなIPO銘柄を選びましょう。
  • 5. 過去の初値パフォーマンスを研究:過去のIPO初値データを見て、傾向をつかむと有利です。

IPOにもリスクはある?

IPOは「儲かる」イメージがありますが、初値が公募価格を下回る「公募割れ」のリスクもあります。とくに近年では市場環境が不安定なときに公募割れが多く見られます。

たとえば、あるIT企業が公募価格1,500円で上場し、初値が1,200円だった場合、▲300円×100株=30,000円の含み損を抱えることになります。よって「無条件で参加する」のではなく、事前に業績や評判、需給状況を調べることが重要です。

IPOに向いている人・向かない人

IPOは資金効率や運用難度が低いため、長期投資より短期的な利益を狙いたい人に向いています。特に資金に余裕がある人や、抽選での「運」も楽しめる人にはおすすめです。

一方で、「損失が少しでも出ると不安になる」「短期間で売買するのが性に合わない」といった人は、無理にIPOに手を出さず、配当株やETF投資のほうが安定する場合もあります。

まとめ:IPOは「知識と準備」でチャンスを掴める

IPO株は正しく学べば、大きなリターンも狙えるチャンスのある投資手法です。北斗神拳のような奥義は不要ですが、証券口座の選定、抽選参加、銘柄分析などの「正しい手順と知識」があれば、誰にでもチャレンジ可能です。

初心者であってもコツコツと知識を積み重ねることが、投資成功への第一歩。株の世界は深くて広く、そして案外、楽しいものです。

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