「夏休みを使って株を勉強したい!」という大学生の方に向けて、初心者がゼロから株式投資を理解し、将来的に資産形成へとつなげるための方法や実体験、そしておすすめの書籍を紹介します。
まずは「お金」と「投資」の基本から学ぼう
株式投資を始める前に、「なぜ投資が必要なのか」「お金を増やすとはどういうことか」を理解することが大切です。大学の授業では教わらない「お金のリテラシー」を学ぶことが第一歩です。
たとえば、将来の年金やインフレに備えるためにも、若いうちから複利効果を活かして資産形成を始めることが重要です。「貯金=安心」という固定観念を一度疑ってみることからスタートしましょう。
株式投資の仕組みとメリットを理解する
株とは企業が発行する「会社の一部の権利」です。あなたが株を買うと、その会社のオーナーの一人になり、企業が利益を出せば「配当」や「株主優待」として還元されることがあります。
また、株価が上がれば、売却時に差益(キャピタルゲイン)も得られます。ただし、元本保証はなく、損をする可能性もあることを知っておきましょう。
NISA・iDeCoとは?大学生でも知っておきたい制度
NISA(少額投資非課税制度)やiDeCo(個人型確定拠出年金)は、投資による利益にかかる税金を非課税にできる制度です。NISAは未成年も対象になる「ジュニアNISA(終了予定)」から「新NISA」へと移行中で、2024年からは恒久化され、より使いやすくなりました。
iDeCoは基本的に20歳以上から加入できますが、学生でもアルバイト収入があり、一定条件を満たせば利用可能です。長期・積立・分散投資に向いた制度で、税制優遇が大きな魅力です。
初心者におすすめの書籍5選
- 『お金の大学』両@リベ大学長:投資の基本から生活費の見直しまで、幅広く網羅
- 『敗者のゲーム』チャールズ・エリス:インデックス投資の考え方を学べる名著
- 『マンガでわかる最強の株入門』:図解が豊富で初心者にも読みやすい
- 『父が娘に伝える自由に生きるための30の投資の教え』:米国株投資の哲学が詰まった本
- 『難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!』:初心者の視点に立った実用的な内容
実際に株を始めた大学生の体験談
大学3年生のAさんは、バイトで得た月5,000円を使って「つみたてNISA」を始めました。最初はインデックスファンドを1本だけ買い、半年後には「株主優待」にも興味が出て個別株にも挑戦。利益が出たわけではないものの、「お金の流れがわかってきた」と話します。
また、Bさんは、失敗談も含めて学んだことをブログで発信しながら、投資仲間との交流を楽しんでいます。「株をやっているとニュースや経済の見方が変わる」と語る人も多くいます。
投資を始める前に気をつけたい3つのポイント
- ① 怪しい情報には近づかない:SNSで「これで稼げる!」という情報は詐欺の可能性も。
- ② 一攫千金を狙わない:短期間で儲けようとするより、長期的な視点を持とう。
- ③ 自分で調べる力をつけよう:鵜呑みにせず、複数の情報源を比較する習慣を。
まとめ:夏休みこそ、学びと実践のチャンス
株式投資は「学べば学ぶほど面白くなる世界」です。大学生という若いうちから、少額でも投資経験を積むことが将来の大きな財産になります。
夏休みの時間を活かして、まずは本を1冊読むことから始めてみてください。そして、証券口座を作り、実際に小さな一歩を踏み出してみましょう。学びながら投資する「体験型」の資産形成が、あなたの未来を変えるきっかけになるかもしれません。

こんにちは!利益の管理人です。このブログは投資する人を増やしたいという思いから開設し運営しています。株式投資をメインに分散投資をしています。
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