しんきんS&Pインデックスファンドのような外国株式インデックス型投資信託を保有していると、日々の基準価額や為替の変動が気になりますよね。特に一括で大きな金額を投資している場合は、「いまどれくらい利益が出ているのか?」をリアルタイムで把握したくなるものです。本記事では、ファンドの損益を正確に把握する方法とおすすめのアプリを解説します。
基準価額と為替の違いから概算の利益を計算する
まず、実際の利益を知るには「購入時の基準価額」と「現在の基準価額」の差に、保有口数を掛けて計算します。今回の例では以下の通りです。
- 購入額:90万円
- 購入時基準価額:19,395円
- 現在の基準価額:20,325円
購入時の口数は 900,000 ÷ 19,395 ≒ 46,412口。現在の価値は 46,412 × 20,325 ≒ 943,572円。つまり、評価損益は+43,572円程度となります(手数料・税金除く)。
為替は基準価額にある程度反映されていますが、為替だけでなくS&P500の値動きも加味されているため、両者の影響を総合的に見ましょう。
リアルタイムで損益を確認できるおすすめアプリ
現在の資産状況や損益を手軽にチェックするには、資産管理アプリの利用が非常に便利です。代表的なおすすめアプリは以下の通りです。
- Money Forward ME:証券口座や銀行口座を連携し、自動で残高や損益を管理。多数の証券会社に対応。
- Zaim:家計簿アプリながら、資産管理機能も充実。使いやすく初心者にもおすすめ。
- みんかぶポートフォリオ:株式や投資信託の価格・損益をシンプルに確認でき、SBI証券や楽天証券との連携も可能。
これらのアプリでは証券口座と連携することで、ログイン不要で常に最新の保有状況をチェックできるため、非常に便利です。
証券会社のマイページでも確認可能
しんきんS&Pインデックスファンドを購入した証券会社のWebサイトやアプリでも、評価損益や資産状況を確認できます。ログイン後、「保有商品一覧」や「投資信託」などの項目から、保有口数、現在の基準価額、評価額、損益額が明示されているはずです。
頻繁に確認する場合は、証券会社のスマホアプリをダウンロードしておくとさらに便利です。
基準価額の変動要因に注意
基準価額は以下の要因で毎日変動します。
- S&P500指数の上昇・下落
- 為替(ドル/円)の変動
- 信託報酬などの運用コスト
このため、米国株式が上昇しても円高になれば日本円ベースでは基準価額が下がることもある点に注意しましょう。為替の影響を受けたくない場合は、「為替ヘッジあり」のファンドも検討されます。
長期運用なら短期の変動に一喜一憂しない姿勢も重要
一括投資をした後は、どうしても日々の価格変動に敏感になりますが、しんきんS&Pインデックスファンドは本来、長期投資を前提とした商品です。米国株式市場は長期的に見れば成長を続けてきた実績があり、定期的に状況を確認しつつも、冷静なスタンスを保つことが成果につながります。
もし精神的に不安を感じる場合は、積立投資の併用やリバランスの検討もおすすめです。
まとめ:損益の把握はアプリ連携+証券口座チェックで万全に
しんきんS&Pインデックスファンドの運用状況をリアルに把握するには、アプリと証券口座の両方を活用するのがベストです。Money Forward MEのような資産管理アプリは、自動連携で日々の確認が簡単になるため、投資初心者にも非常におすすめです。
また、評価損益だけに目を奪われず、長期的な運用目的を見失わないよう心がけましょう。

こんにちは!利益の管理人です。このブログは投資する人を増やしたいという思いから開設し運営しています。株式投資をメインに分散投資をしています。
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