つみたてNISAは少額からコツコツと非課税で資産形成ができる人気の制度です。しかし、ライフスタイルの変化や収入の増減などにより、「途中から積立金額を変えたい」と感じることもあるでしょう。本記事では、つみたてNISAにおける積立金額の変更が可能かどうか、変更方法、注意点について詳しく解説します。
つみたてNISAは途中で金額変更できる?
結論から言うと、つみたてNISAは途中から積立金額を変更することが可能です。毎月の積立額を増やしたり減らしたり、設定そのものを停止・再開することもできます。
また、金融機関ごとに細かいルールや操作方法が異なるため、実際の変更手続きは口座を開設している証券会社や銀行の設定画面から行うことになります。
変更方法の基本的な手順
積立金額の変更は、次のような流れで行います。
- 証券会社のマイページにログイン
- 「積立設定」または「つみたてNISAの設定」を開く
- 現在の積立設定を編集する
- 希望する金額に修正し、設定を保存
たとえば、楽天証券では「積立設定の変更」から月額やボーナス月設定などを調整できます。SBI証券でも同様に「積立買付設定の変更」から簡単に設定可能です。
年間上限の範囲内で調整を
つみたてNISAの年間投資上限額は40万円(2023年まで)→ 新NISAでは年間120万円に拡充されました。この範囲内であれば、月ごとの積立額を自由に調整可能です。
たとえば、「前半は1万円、後半は3万円」など、柔軟な配分ができます。ただし、積立総額が年内の上限額を超える設定はできませんので、上限管理に注意が必要です。
変更の反映タイミングに注意
積立金額の変更は、申し込みの締切日以降に翌月から適用されるのが一般的です。金融機関によっては、変更締切が毎月10日や12日などに設定されており、それを過ぎると翌々月からの反映になる場合があります。
設定変更を急ぎたい場合は、締切日を確認して早めに手続きを済ませるのがおすすめです。
つみたて金額を変更した実例
たとえば、ある会社員の方は、当初月1万円で積立していましたが、年末に余剰資金ができたため月額を3万円に増額。年間の上限に届くように調整し、無理のない範囲で節税と資産形成を両立できています。
逆に、育児休業中の方は積立額を一時的に5,000円に減額し、生活費に余裕が出たタイミングで再度増額するという形で活用しています。このように、状況に応じて設定変更できるのがつみたてNISAの強みです。
まとめ:つみたてNISAは柔軟に金額調整ができる制度
つみたてNISAでは、途中から積立金額を変更することができるため、収入や支出の変化に合わせて無理なく運用を続けることが可能です。変更はオンラインで簡単に行えるため、こまめな見直しでより効率的な資産形成が実現できます。
投資を長く続けるためにも、自分に合ったペースで積立額を調整しながら、将来への準備を進めていきましょう。

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