TradingViewのチャートを開いたときに、レートが画面のはるか上に表示されるなどの表示異常が起きることがあります。この記事では、そうした問題の原因や対処法について、実例とともに解説します。
チャートの表示異常はなぜ起こる?
TradingViewでは、ユーザーが意図せず操作してチャートのスケールや位置をズラしてしまうことがあります。これにより価格帯が画面の外に表示されてしまうことがあるのです。
特にモバイルアプリでは、ピンチ操作やスワイプ操作で上下スケールが変化しやすく、知らないうちにズームやスクロールが極端になってしまうケースが多発しています。
ワンタップで解決!「自動スケール」機能を使おう
TradingViewには、レートを自動で最適な位置に戻す「自動スケール」機能があります。アプリでは、チャート上で価格軸をダブルタップするか、右側にある「リセット」ボタン(スケールに関するアイコン)をタップすると即座に元に戻せます。
パソコン版では、右クリックから「自動スケーリングにリセット」を選ぶか、価格軸のダブルクリックで同様の効果が得られます。
スケールロックを解除して誤操作を防ぐ
スケールをロックしていると、表示が固定され、知らずにチャートがズレてしまうことがあります。画面右側の価格軸にあるロックアイコンを確認し、不要な場合はロックを解除しておきましょう。
また、設定から「マウスでのスケール操作を無効化」することで、意図しないズームの防止にもつながります。
リセットしても直らない場合はキャッシュや設定を確認
アプリやブラウザの不具合により一時的にズレが解消されないこともあります。この場合、アプリの再起動、キャッシュのクリア、またはチャート設定の初期化を行うと改善されることが多いです。
TradingViewの設定から「チャート設定」→「リセット」→「レイアウトを初期化する」を実行すると、すべてのスケーリングと表示がリセットされます。
操作ミスを防ぐための設定や習慣
日常的にチャートを使う場合は、スケールリセットボタンを習慣的に使うこと、または「スナップ・トゥ・価格」に近い設定を有効化するのがおすすめです。
また、モバイルでは意図せず長押しやピンチが誤作動を招くため、操作感度を下げる設定も検討するとよいでしょう。
まとめ
TradingViewのチャートが極端にズレて表示される現象は、設定やスケールの誤操作が原因であることが大半です。ダブルタップによる自動スケール機能の利用や、スケールロック解除、設定の見直しで簡単に改善できるので、まずは基本操作を試してみましょう。
表示異常を一度経験するとストレスになりますが、正しく対処すれば快適なチャート閲覧が可能になります。

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