SBI証券スマートアプリのQRコードとリクエストコードの使い方:多要素認証の仕組みと活用方法

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SBI証券のスマートアプリは、セキュリティ強化のために多要素認証(FIDO認証)を採用しています。特に、複数の端末でSBI証券のサービスを利用する際には、QRコードやリクエストコードを活用することで、安全かつスムーズなログインが可能となります。

スマートアプリのQRコードとリクエストコードとは

スマートアプリのホーム画面に表示されるQRコードとリクエストコードは、複数の端末でSBI証券のアプリを利用する際に必要となる認証手段です。これらのコードを使用することで、既にFIDO認証を済ませた端末から新しい端末への認証情報の引き継ぎが可能になります。

例えば、新しいスマートフォンでSBI証券の株アプリにログインしようとすると、QRコードが表示されます。このQRコードを、既にFIDO認証を済ませた旧端末のスマートアプリで読み取ることで、新端末でも認証が完了し、利用を開始できます。リクエストコードは、QRコードの読み取りが難しい場合の代替手段として利用されます。

多要素認証(FIDO認証)の設定方法

FIDO認証を利用するには、まずスマートアプリをインストールし、初期設定を行います。設定では、生体認証(指紋認証や顔認証)やパスコードの登録が求められます。これにより、知識要素(パスワード)と所有要素(端末)、生体要素(指紋や顔)の複数の要素を組み合わせた認証が実現されます。

設定後は、SBI証券の各アプリでログインする際に、スマートアプリを通じて認証が行われるようになります。これにより、不正アクセスのリスクが大幅に低減され、安心してサービスを利用できます。

複数端末での利用時の注意点

FIDO認証は、基本的に1台の端末での利用を前提としています。複数の端末でスマートアプリをインストールし、それぞれでFIDO認証を設定すると、最初に設定した端末の認証情報が無効になる可能性があります。

そのため、複数の端末でSBI証券のサービスを利用する場合は、メイン端末でスマートアプリを設定し、サブ端末ではQRコードやリクエストコードを使用して認証を行うことが推奨されます。これにより、認証情報の混乱を防ぎ、スムーズな利用が可能となります。

トラブル時の対応方法

万が一、生体認証が認識されない、またはパスコードを忘れてしまった場合は、スマートアプリを一度アンインストールし、再インストールすることで初期設定からやり直すことができます。ただし、スマートアプリを削除してもFIDO認証の設定は解除されないため、再設定が必要となります。

また、認証に関するエラーや不具合が発生した場合は、SBI証券の公式サポートやFAQを参照することで、解決策を見つけることができます。

まとめ

SBI証券のスマートアプリにおけるQRコードとリクエストコードは、複数端末での安全な認証を実現するための重要な機能です。FIDO認証を適切に設定し、これらのコードを活用することで、セキュリティを確保しながら、複数の端末でSBI証券のサービスを快適に利用することができます。設定や利用方法に不安がある場合は、公式のガイドやサポートを活用し、正しい手順での利用を心がけましょう。

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