楽天証券での新規積立におすすめの投資先は?10〜15年の長期目線で選ぶ注目ファンドと戦略

資産運用、投資信託、NISA

すでにS&P500や金・プラチナへの積立を行っている方にとって、資産の分散やパフォーマンスの変化を体感するための新たな積立先選びは重要なステップです。今回は、楽天証券を活用して月1万円から始められ、10〜15年の長期目線でじっくり育てるのに適した選択肢を複数ご紹介します。

楽天証券の積立投資で「変化」を感じるなら?

すでに米国株(楽天S&P500)を積み立てている場合、値動きの異なる資産クラスや地域への投資が「変化」を体感する上で有効です。たとえば、新興国株式やREIT(不動産投資信託)などが候補となります。

たとえば、「eMAXIS Slim 新興国株式インデックス」は、アジア・中南米・アフリカなど成長性の高い地域を対象としており、先進国株とは異なる値動きを期待できます。

セクター分散なら「テーマ型」ファンドも有力

変化を感じたい方には、特定分野に集中投資するテーマ型ファンドもおすすめです。楽天証券では以下のような商品が人気です。

  • 「iFreeNEXT FANG+インデックス」:米国の大型IT企業に特化
  • 「グローバルAIファンド」:AI関連企業への投資

こうしたテーマ型はボラティリティが高い一方、将来性のある分野に資産を集中投資できるという特徴があります。

債券やバランス型で守りの選択肢も

リスク分散を重視するなら、株式以外の資産も取り入れましょう。たとえば「eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)」は、国内外の株式・債券・REITなどに分散投資されており、長期的な資産安定に向いています。

さらに、先進国債券インデックスファンドを加えることで、ポートフォリオ全体のリスクを下げる効果もあります。

積立額を少しずつ増やす戦略

最初は1万円から始め、資産の成長や家計の余裕に応じて積立額を増やす方法はとても合理的です。楽天証券では「増額設定」や「スライド設定」も可能で、毎年自動で増額する仕組みも整っています。

たとえば、1年ごとに2000円ずつ増額し、5年で2万円にするような設計もおすすめです。

現在の積立先とのバランスを取る

質問者はすでに「楽天S&P500:2万円」「金・プラチナ積立:5000円」「会社持株:1.5万円」「企業型DC:7000円」「個人年金:1.5万円」と多様な資産を保有しています。これらを踏まえて、「リスクが高めの成長型ファンド」か、「安定型のバランスファンド」のいずれかに寄せることで、戦略的なポートフォリオが構築できます。

まとめ:新規積立で投資体験をより豊かに

楽天証券での新たな積立先としては、新興国株・テーマ型・バランス型・債券型などの選択肢があります。すでに多様な積立を行っている方だからこそ、今後の資産成長を意識した「補完戦略」として、新しいジャンルのファンドに挑戦する価値があります。

重要なのは、自分のリスク許容度と資産全体のバランスを意識した上での選択です。小さく始めて、長期的に育てる投資の楽しさを感じてみてください。

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