FXのテクニカル分析を深めるためには、過去チャートの検証が欠かせません。特にポンド円(GBP/JPY)はボラティリティが高く、長期的な値動き傾向を把握することで、より精度の高いトレード戦略を立てられます。今回は、ポンド円の1時間足チャートを過去6~7年にさかのぼって確認できる方法を、無料・有料の両面から紹介します。
ポンド円の1時間足チャートを長期で見られるおすすめサイト
TradingView(トレーディングビュー)は、最も人気のあるチャートツールの1つで、無料プランでも1時間足の過去チャートを2~3年分表示可能です。さらに、有料プランに切り替えることで、最大で20年分以上の過去データにアクセス可能となります。
使い方も簡単で、「GBPJPY」と検索して時間軸を「1時間足(1H)」に設定し、チャートを左にスクロールするだけで過去のデータを確認できます。
MetaTrader4(MT4)を使って過去チャートを保存する方法
海外FX業者などで提供されているMT4(メタトレーダー4)を使えば、1時間足チャートのデータをダウンロードして保存・分析できます。インディケーターや自動売買(EA)と組み合わせて使うことができるため、過去検証に強みがあります。
ただし、ブローカーごとに取得できるデータ期間が異なるため、6~7年分を取得したい場合は、古くからサービスを提供しているブローカーを選ぶことが重要です。
OANDAのラボ機能でヒストリカルデータを入手
OANDA Japanが提供する「OANDAラボ」では、CSV形式で1時間足などのヒストリカルデータがダウンロード可能です。これをExcelやPythonなどで加工すれば、独自の検証環境を構築できます。
このサービスは無料会員登録だけで利用できるため、過去チャートを体系的に保存したい中級者~上級者にもおすすめです。
無料で使いたいなら「Investing.com」もチェック
Investing.comは、ポンド円を含む多通貨ペアの過去チャートを閲覧可能なサイトで、Web上での簡単な操作だけで最大数年分の1時間足チャートを表示できます。
保存機能やカスタマイズ性は限られますが、ブラウザでさっと確認したいときには非常に便利です。
有料ツールを活用して精度の高い分析を
TradingViewの有料プラン(Pro、Pro+、Premium)では、チャートの保存、複数レイアウトの表示、20年分のヒストリカルデータなど、トレーダーにとって強力な機能が揃っています。
たとえば、Pro+プランでは最大4画面同時表示ができるため、ポンド円と他通貨を並べて相関分析をするなど、より戦略的な視点が得られます。
まとめ:目的に合わせてチャートサイトを使い分けよう
ポンド円の1時間足を過去6~7年分まで確認したい場合、TradingViewの有料プランや、OANDAのヒストリカルデータなどを活用するのが最適です。手軽に確認したい場合はInvesting.comや無料のTradingViewプランも候補に入ります。
検証の精度はトレードの成績に直結します。自身の目的やレベルに応じて、ツールを賢く選択していきましょう。

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