日経平均の大暴落と円高は回復できるのか?過去事例から見る回復までの期間と投資家が取るべき視点

株式

日経平均株価の大きな下落と急激な円高が重なると、「この先、本当に回復するのか?」「何ヶ月かかるのか?」と不安になる投資家も多いはずです。実際に日本市場は、過去にもリーマンショックやコロナショックといった大規模な混乱を経験してきました。本記事では、日経平均や為替(円高)が急変した際に回復するまでの時間軸や、過去の事例・回復要因について解説します。

日経平均が大暴落したとき、どれくらいで回復してきたか?

まずは過去の「大暴落→回復」の流れを見てみましょう。

暴落の出来事 下落率 底打ちから回復まで
リーマンショック(2008年) -55%(約18,000→約7,000円) 約5年(2013年に18,000円水準回復)
東日本大震災(2011年) -18%(約10,500→約8,500円) 約3ヶ月
コロナショック(2020年) -30%(約24,000→約17,000円) 約8ヶ月

このように、急落の内容や原因の規模によって回復スピードは大きく異なります。ただし、どの暴落も最終的には回復しており、長期で見れば上昇トレンドに戻ることが多いのが日本株の特徴です。

円高が同時に起こるとどう影響する?

円高(例:1ドル150円 → 130円)は、輸出企業の利益圧迫につながるため、日経平均にとってはマイナス材料です。特にトヨタ、ソニーなど輸出依存度の高い大型株の下落が目立ちます。

ただし円高にも「一時的な安全資産としての円買い」などの理由があるため、構造的な円高でなければ長期間は続かない傾向があります。為替相場も金融政策や金利差に大きく左右されるため、ファンダメンタルズの分析が重要です。

日経平均と円高の組み合わせが起きた過去の例

リーマンショック時には「円高+株安」が同時に発生しました。当時はリスクオフで円買いが急速に進み、1ドル=110円から90円台前半まで一気に進行。日経平均はその影響もあり、18,000円台から7,000円台まで急落しました。

しかし日銀やFRBの金融緩和政策を背景に、円高はやがて反転し、日経平均も徐々に回復へと向かいました。

回復には何ヶ月かかる?目安は「原因の解消」と「政策対応」

株価と為替の回復には明確なタイムラインがあるわけではありませんが、以下のような要素が整うことで回復が加速する傾向があります。

  • 金融政策(利下げ・緩和)の実施
  • 地政学リスクや経済指標の改善
  • 企業業績の底打ちと回復

特に中長期的な視点では、半年〜1年ほどで一定の水準まで回復するケースが多く、コロナショック後の急回復(約8ヶ月)などが代表例です。

「もう無理」と感じたときこそ冷静に対処を

暴落局面では「もう回復しないのでは?」という不安が強くなります。しかし歴史的に見ても、市場は必ず再び成長を見せてきました

焦って損切りするよりも、次のような選択肢を検討してみてください。

  • 積立投資で平均取得価格を下げる
  • 高配当株やディフェンシブ銘柄への一時的な資産移動
  • 相場の転換シグナルを冷静に見極める

特に長期保有を前提とする場合、暴落は「安く買えるチャンス」とも言えます

まとめ:暴落と円高は一時的なもの、回復には半年〜数年が目安

日経平均の大暴落と円高が同時に起きた場合でも、それは「過去にも何度もあった現象」であり、決して前例のない異常事態ではありません。回復には早ければ数ヶ月、長くても数年というケースが多く、市場・政策・企業の動きが揃えば回復は十分可能です。

重要なのは、短期的な恐怖に流されず、歴史とデータに基づいた視点を持つこと。投資家として冷静に判断することで、次のチャンスを活かすことができるはずです。

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