GMOクリック証券のFXネオ取引で取引を開始した際に、スピード注文でエントリーした直後に-0.8pipsなどのマイナススタートとなることがあります。この現象は「スプレッド」と呼ばれるもので、FX取引においては一般的なことです。この記事では、スプレッドの仕組みやスピード注文における特徴について、初心者にもわかりやすく解説します。
スプレッドとは?FX取引での基本知識
スプレッドとは、FX取引において売り価格(Bid)と買い価格(Ask)の差を指します。例えば、買い価格が1.1050、売り価格が1.1042であれば、その差である0.8pipsがスプレッドです。スプレッドは、FX業者の手数料として設定されているもので、GMOクリック証券を含むほとんどの業者がこの形で収益を得ています。
したがって、取引を開始すると必ずスプレッド分だけのマイナスからスタートし、エントリー価格を超える利益が出て初めてプラスに転じる仕組みとなっています。
スプレッドの変動とデモ取引での違い
スプレッドは通常の取引時間中でも変動することがあります。経済指標の発表や市場の流動性が低い時にはスプレッドが広がることがあり、そのためマイナススタートが通常より大きくなることもあります。デモ取引でもスプレッドはリアル取引に近い形で再現されていますが、まれに実際の取引よりも安定したスプレッドで提供される場合もあります。
そのため、デモ取引ではあまり変動がないように感じても、実際の取引ではスプレッドが変動する可能性があることを念頭に置いておくと良いでしょう。
スピード注文でのエントリー時に注意すべきポイント
GMOクリック証券の「スピード注文」は、ワンクリックで即時にエントリーできる利便性があり、多くのトレーダーに利用されています。しかし、スピード注文ではエントリー直後のスプレッド分が即座に反映されるため、注文後にすぐにマイナスからのスタートとなります。
このマイナス分はスプレッドによるものですので、価格がエントリーレートを上回ることでプラスに転じるため、焦らずにポジションの変動を見守ることが重要です。
スプレッドの管理と効果的な取引のためのコツ
スプレッドはFX取引のコストとして避けられないものであるため、スプレッドの狭い時間帯や通貨ペアを選ぶことで、コストを抑えることができます。例えば、市場が活発な時間帯(米国・欧州市場のオープン時間)にはスプレッドが狭くなる傾向にあります。
また、スプレッドの狭い通貨ペア(米ドル/円、ユーロ/米ドルなど)を選択することも、効率的な取引に役立ちます。
まとめ:スプレッドとマイナススタートの理解を深めよう
GMOクリック証券のFXネオ取引でスピード注文を利用した際にマイナススタートになるのは、スプレッドによるものです。デモ取引でも実際の取引に近い形で体験できますが、実際の取引ではさらにスプレッドが変動する可能性もあるため、スプレッドを考慮した資金管理が重要です。
スプレッドの仕組みを理解し、適切なタイミングで取引することで、コストを抑えながら効率的なFX取引ができるでしょう。
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