GMOクリック証券の金CFDにおけるロスカットレート設定のポイントと変更方法

外国為替、FX

GMOクリック証券で金CFD取引を始める際、デフォルトで設定されるロスカットレートが高めに感じられることがあります。特にデモトレード中に、自動で設定されるロスカットレートが20倍で計算されていることに気づく方もいるでしょう。これは、必要証拠金が約25万円になってしまうため、毎回手動でロスカットレートを5倍に修正する必要があるのか疑問に思うかもしれません。

ロスカットレートの初期設定とその背景

GMOクリック証券のCFD取引では、ポジションごとにロスカットレートが設定される「セーフティバルブシステム(S.V.S)」を採用しています。これは、建玉ごとに新規約定時にロスカットレートが確定し、ロスカットレートに達した時点で対象となる建玉に対する発注中の注文がキャンセルされ、対象建玉のみが反対売買される仕組みです。ロスカットレートは、新規約定時の約定価格と、ロスカット幅をもとに計算されます。ロスカット幅は毎週金曜日に翌週適用分に更新されます。[参照]

ロスカットレートの変更方法

未約定の発注済み注文に対して(成行除く)、ロスカットレートをあらかじめ指定することが可能です。PC会員ページでは、【CFD】-【注文・約定一覧(取消・変更)】より、状態:[有効]になっている注文に対して、[変更]を押下し、[ロスカットレート]-[指定]を選択し、設定したいレートを入力してください。スマホアプリの場合は、【トレード】-【注文一覧】で対象注文を選択し、[注文変更]をタップ、[ロスカットレート]-[指定]を選択し、設定したいレートを入力します。[参照]

任意証拠金によるロスカットレートの調整

建玉を保有している状態で、任意証拠金を増減させることにより、ロスカットレートの変更が可能です。PC会員ページでは、【CFD】-【建玉一覧】にて、任意証拠金額を変更したい建玉のロスカットレート[変更]ボタンをクリックし、入力パネルより「変更後」に、[ロスカットレートを○○○○円にする]、または[任意証拠金に±○○○○円]を入力します。スマホアプリでは、メニューから【保有/履歴】-【建玉サマリー】または【建玉一覧】を選択し、変更希望の建玉をタップし、ロスカットレート一括変更画面より金額を入力します。[参照]

ロスカットレートの自動再計算について

既存建玉のロスカットレートは、価格調整額、金利調整額、権利調整額の付与時に自動的に再計算されます。毎週金曜日に行う銘柄ごとのロスカット幅の更新では再計算されません。[参照]

まとめ

GMOクリック証券の金CFD取引において、デフォルトで設定されるロスカットレートが高めに感じられる場合でも、注文時や建玉保有中にロスカットレートを変更することが可能です。任意証拠金を活用することで、ロスカットレートの調整ができ、リスク管理の柔軟性が高まります。取引前にこれらの設定を確認し、自身のリスク許容度に応じたロスカットレートを設定することをお勧めします。

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